話題のニート彗星が西空に見えてきました。2001年に発見されたこの彗星は、この5月に地球・太陽と接近して明るくなると期待されてきました。現在は予想よりも暗めのため、肉眼で長い尾を見るのは難しそうですが、双眼鏡では青白い彗星本体がよく見えています。 夕方、一番星である金星などからあたりをつけて、双眼鏡で探してみましょう。これから5/15頃までが見頃と予想されています。
話題のニート彗星が西空に見えてきました。2001年に発見されたこの彗星は、この5月に地球・太陽と接近して明るくなると期待されてきました。現在は予想よりも暗めのため、肉眼で長い尾を見るのは難しそうですが、双眼鏡では青白い彗星本体がよく見えています。 夕方、一番星である金星などからあたりをつけて、双眼鏡で探してみましょう。これから5/15頃までが見頃と予想されています。
— by 怪鳥 2004年5月7日 09時00分
5/5早朝は月食が見られます。部分月食の開始(欠け始め)は3:48で、東日本では欠けたまま沈んでしまいます。中部より西の地方では、月没前の4:52に月が全部地球の影に入る皆既月食となりますが、低空のため条件が良くありません(皆既のまま沈みます)。 月食中の月の位置は南西~西の空の低い空なので、観望するときはこの方向がよく見渡せる場所で見ましょう。 ※参考・月没時刻:府中4:47、大阪5:05、福岡5:28
— by 怪鳥 2004年5月4日 09時00分
先日太陽に接近したブラッドフィールド彗星が、明け方の東北東の低空に見えるようになりました。肉眼では難しいのですが、双眼鏡を使うと予想以上に尾が長く伸びているのがわかります。 一方期待のリニアー彗星は予想よりも暗く、ブラッドフィールド彗星と同じくらいの明るさで、肉眼では苦しいです。明け方3:30頃の位置ペガススの四辺形が目印 4/25明け方の画像(jpg)
— by 怪鳥 2004年4月26日 09時00分
同東空
— by 怪鳥 2004年3月27日 09時00分
太陽系で最も遠い天体が発見されました。この天体はSedna(セドナ)と命名された小惑星で、現在冥王星までの距離の約3倍の位置にあります。太陽のまわりを一周するのに約1万2千年かかると計算されます。 なお、この天体は最大で直径が1800km程度と推定されています。太陽系最小の惑星である冥王星は約2400kmで、この約4分の3程度の大きさである可能性もあり、「十番目の惑星か?」との話も出ましたが、今のところそのような話はないようです。 ただし冥王星自体も、惑星ではなくて「小惑星の大きなもの」とする意見があり、惑星と小惑星の差は微妙になってきているのも事実です。
— by 怪鳥 2004年3月16日 09時00分
2/17深夜に予報されていた小惑星Tokioによる7.3等星の食ですが、岡山県をはじめとする各地で観測に成功しました。最大11秒程度の食が起こり、小惑星の形が浮かんできそうです。 なお、こちらのページ(パソコンのみ)で、簡単な結果をお知らせいたします。よろしかったらご参照ください。
— by 怪鳥 2004年2月21日 09時00分
小惑星トキオ(Tokio)が2/17深夜、7.3等の恒星を隠します。この現象が見られる範囲は、徳島県、香川県、岡山県、鳥取県、島根県等の一部と予報され、現象が起これば2/18 1:35頃に最大約14秒間、7等星があたかも消えたかのように見られます。 このような現象は数多く予報されていますが、今年の中では最も好条件です。観測が成功すると、小惑星の形が推測されるなど、貴重なデータとなります。
— by 怪鳥 2004年2月16日 09時00分
先月1月4日、現地時刻17:46にスペイン各地で目撃された火球ですが、隕石が落下していたことがわかりました。隕石発見の誤報もありましたが、結局1/20スペイン北部バレンシア州で発見されたとのことです。 なおこの隕石が地球に落下するまでの経路は、1970年1月3日にアメリカオクラホマ州に落下した「ロストシティー」と言われる隕石と似ている可能性があります。もしも関連性があるとされた場合には、(かなり短絡的ですが)今後も1月4日前後に似たような隕石落下が起こる「可能性がある」ということになります。
— by 怪鳥 2004年2月2日 09時00分
1/4の17:47(現地時刻、日本では1/5の1:47)、スペインで大火球が目撃されました。この火球は、レオンとバレンシアの間の細長い地域に落下した可能性があると、現地サイトが伝えています(詳細がわかり次第、また報告したいと思います)。 なお、日本でも1/4、1/5と日本でも火球が相次いで目撃されてますが、関連があるかどうかは不明です。(日本での火球情報はこちら)
— by 怪鳥 2004年1月6日 09時00分