今年の5月に明るくなり、場合によると大彗星になると期待されていましたアトラス彗星(C/2019 Y4 (ATLAS))ですが、残念ながら分裂してしまい、消滅のおそれもある状態となってしまいました。これまでに観測された等級をまとめたグラフです。当初は薄いピンクのグラフの勢いで増光したのですが、これは一時的なもので非現実的でした。そうでなくても青色のラインぐらいに明るくなるのでは、と見ていましたが、急に暗くなり、さらに彗星が分裂している様子が捉えられるようになってきました。現在は太陽に接近しているにも関わらず、暗くなっているという状況です(緑色のライン)。分裂したあとに残された彗星核が、再び増光に転じる可能性は残されるものの、大彗星にはなりそうもなく、またも期待外れの彗星になってしまいそうです。
12月26日は午後に部分日食が見られます。そこで、今後日本で見られる日食について、まとめてみました。
2019年12月26日 全国で部分日食2020年6月21日 全国で部分日食2023年4月20日 一部地域で部分日食 (八代~佐伯~宇和島~阿南~有田~伊勢~浜松~静岡~沼津~熱海~横須賀~富津~いすみ付近を結ぶ線より南側で部分日食)2030年6月1日 北海道の大部分で金環日食(全国で部分日食)2031年5月21日 一部地域で部分日食 (鹿児島県南部以南・小笠原諸島の一部などで部分日食)2032年11月3日 全国で部分日食2035年9月2日 北関東などで皆既日食(全国で部分日食)2041年10月25日 中部地方などで金環日食(全国で部分日食)2042年4月20日 鳥島・日本近海で皆既日食(全国で部分日食)2042年10月14日 一部地域で部分日食 (鹿児島県南部以南で部分日食)
※画像の作成には「Guide ver.9.1」 を使用しました。
久しぶりの書き込みになってしまいました。
さて、夕方の空で木星と金星が接近中です。11/24が最接近で、その後少し離れますが、細い月も花を添えます。会誌・むぎ星に掲載した図をカラー版にしました。どうぞご参考まで。
1月6日に起こった部分日食の画像です。当日は、府中市の御嶽塚公園で観望会を開催しておりましたが、その傍らで撮影した画像からピックアップしました。ぜひ拡大してご覧ください。
てらくぼさんから、このページに書き込みができなくなったとの連絡がありました。以下のページにてお知らせされるそうですので、ご参照ください。
FAS府中天文同好会の今後の活動予定です。活動参加の参考にしてください。
<2018年10月~2018年11月の会の主な活動予定>以下は簡単な活動報告です。
「2018年8月~2018年10月 この期間の会の活動報告」大接近の頃は嵐の影響であまり見やすくなかった表面の模様。
嵐の影響が収まり、極冠を始め表面の模様が良く見えてきました。
写真はMT-130(13cm反射)で撮影した動画をRegistaxで処理したもの。
画像処理で強調されていますが、肉眼でもこれぐらいは模様が見えていました。
ついでに、ペルセウス座流星群、今年はそれなりに晴れ間に出会え、ぺルセ群の流星を堪能することができました。
ほぼ大接近 の火星はとても明るくとても赤く輝いていました。
明日はいよいよ 火星大接近
FAS府中天文同好会の今後の活動予定です。活動参加の参考にしてください。
<2018年8月~2018年9月の会の主な活動予定>以下は簡単な活動報告です。
「2018年6月~2018年7月 この期間の会の活動報告」おまけ:火星最接近まであと9日