12/13~14日はふたご座流星群が極大となります。最も活発な頃は、残念ながら14日の昼間ですが、13日深夜~14日明け方、14日晩~深夜で多くの流星が見られそうです。 例年、空の暗い場所では1時間あたり100個近くになるふたご群ですが、今年は月明かりが邪魔し、やや少な目で毎時50個程度でしょうか。市街地では、さらに少な目で10~20個程度と考えられます。それでも年間で最も多い流星が見られる機会ですので、ぜひご覧下さい。 (詳細はPCからこちらへ)
オーストラリアで見られた大火球
12/3夜、オーストラリア西部で明るい火球が目撃されました。住民が撮影したビデオはABCを通じて配信され、日本でもニュースで流れました。隕石落下は確認されていませんが、落下してもおかしくない規模と考えられます。 なお、日本でも12/1夜に、関東地方上空を大きな火球が飛来しています。関連性は不明ですが、12月初旬は、時折大きな火球が見られる時期でもあり、流れ星を研究する立場としてはとても気になるところです。
— by 怪鳥 2005年12月5日 09時00分
10/30は火星接近
10/30、約2年2カ月ぶりに火星が地球と接近します。 最接近は30日12:26で、距離は6942万2823km。前回大接近となった2003年よりは1366万kmほど遠く、「中接近」と呼ばれます。 現在火星は夕方に東の空にのぼり、真夜中にはほぼ頭の真上に輝いています。赤く明るい光は、まさに「火星」という感じがしますから、ぜひご覧ください。
— by 怪鳥 2005年10月29日 09時00分
10/17宵は部分月食
10/17は部分月食が見られます。月食は地球の影の中を月が通る現象。今回は影の縁の近くを月がかすめて通過します。 月が欠けるのは20:34~21:32の1時間弱。この間月の下側~右下側が暗くなります。ただし最も欠ける20:34でも月の直径の約7%分までしか影が入り込まないので、注意深く観察しないとわからないかもしれませんね。
— by 怪鳥 2005年10月17日 09時00分
神舟6号打ち上げ
中国の有人宇宙船「神舟6号」が10/12に打ち上げられました。宇宙飛行士2名が搭乗し、順調に地球を周回している模様です。 宇宙船は明け方に日本で観測が可能のようですが、光度はあまり明るくないとみられ(4~5等)、他の人工衛星と見極めるのは少々難しいでしょう。
— by 怪鳥 2005年10月12日 09時00分
中秋の名月の画像
18日の晩、ここ府中でもきれいな中秋の名月を見ることができました。全国的にも西日本や太平洋岸を中心に、よく晴れたようですね。 自宅の物干しから望遠鏡+デジカメで撮影した名月の画像をご紹介いたします。
■画像小(120×120) 携帯用JPEG■画像中(240×240) 携帯用JPEG■画像大(600×600) PC用JPEG
— by 怪鳥 2005年9月20日 09時00分
18日は中秋の名月
9月18日は十五夜です。いわゆる旧暦で8月15日の夜の月がこの中秋の名月として、日本では平安時代からこの晩の月を鑑賞する風習が続いています。 ちなみに太陽と月が正反対になる満月は、この日の午前11時2分。したがって夕方の東空に上ってくるのは、満月をほんの少し過ぎた状態の月ということになります。 天文学的には意味のない中秋の名月ですが、月という天体が身近になるひとつの風習として、いつまでも続くことを願っています。
— by 怪鳥 2005年9月17日 09時00分
8/12深夜はペルセウス座流星群が極大
8/12深夜から8/13未明にかけて、ペルセウス座流星群が極大を迎えます。今年は月明かりの影響がなく、また極大の時間帯が日本で観測しやすい時間帯(23時~2時頃)にあたるため、多くの流星が流れることが期待されます。 天の川が見えるような暗い空では、8/13明け方3時頃を中心に1時間に70個程度が予想されています。あとは天候に恵まれるとよいのですが・・・(詳細はPCにてこちらへ)。
— by 怪鳥 2005年8月10日 09時00分
シャトル無事帰還
野口さんを乗せたシャトル・ディスカバリー号は、8/9の21:11(日本時)、エドワーズ空軍基地に無事帰還しました。この日も天候の都合で着陸が延期されましたが、場所を変更して当初の予定よりも3時間ほど遅れての帰還が選択されました。 8/9早朝は日本各地でシャトルの姿が見られ、後は無事に戻ってくるだけというところでしたので、まずは一安心です。問題も多く発覚したため、今後のシャトル計画は未定ですが、早期解決で安全にフライトが行われることを期待したいですね。
— by 怪鳥 2005年8月9日 09時00分
8/9早朝シャトルを見るラストチャンス
8/8夕刻に帰還が予定されていたシャトル・ディスカバリー号は、1日帰還が延期されました。この影響で、9日早朝、シャトルを見るラストチャンスが訪れました。8日早朝は低空であまりはっきりとは見えませんでしたが、1日延期されて好条件となりました。 シャトルは東京では9日早朝の4:19頃、ほぼ頭の真上を通過する予定。この数分前に南西の空に見えはじめ、天頂を通過後、北東の空へと明るい光点が移動します。また国際宇宙ステーションも、この約2分後の4:21頃通過します。 この機会にぜひ、野口さんを乗せたシャトルを見てみてはいかがでしょうか。
— by 怪鳥 2005年8月8日 09時00分