ふたご座流星群の画像
— by 怪鳥 2011年12月15日 23時15分
ペルセウス座流星群の動画
ペルセウス座流星群の観測をしてきました。悪天候と月明かりに悩まされましたが、14日の明け方に1時間ほど、良い空に恵まれました。 下は、3時40分頃に出現した-1等のペルセウス座流星群の流星です。
— by 怪鳥 2011年8月14日 17時31分
8/13-14頃、ペルセウス座流星群が極大!
久々に天文の話題ですが、8月13日に、ペルセウス座流星群が極大となります。今年の極大は、8月13日15時頃となり、昼間の時間帯で日本からは観測できません。このため、12~13日の夜と、13~14日の夜の2夜に観測することが想定できます。そこで、どちらが多く見られるか、過去の観測結果から推参してみました。
すると、最も多く見られる時間帯は、早いほうの夜で、13日未明の3時前後となりました。今年は月明かりの中での観測となり、条件が悪いのですが、5等まで見られる良い空ならば、13日3時頃には1時間あたり20~30個に達しそうです。この日は極大前のため、極大に向かって出現数が増加することと、放射点が高くなって見える流星数が増加することが相まって、明け方近くに向けて急に数が増加しそうです。
一方、一夜を通して考えると、極大を過ぎた13~14日の方が、前夜よりも見える流星の数は多くなりそうです。極大を過ぎて出現数が減少することと、放射点が高くなって見られる流星の数が増加することがある程度相殺されるため、早めの時間帯から見られそうなのです。13日の21時にはすでに約10個/時、深夜0時には20個/時前後、3時でも前日とほぼ同じ20~30個/時が期待できそうです(同5等まで見える空の場合)。
市街地では、この値の約5分の1から10分の1程度を目安にするとよさそうです。
今年は14日が満月で、どちらの夜も月明かりの影響を一晩中受けてしまいます。しいてあげれば、13日未明の3時頃の方が、翌日よりも月の高度が若干低くなり、月明かりの影響が小さいかもしれませんが、その差はわずかでしょう。
結果的に、これらを総合しても、12~13日の夜、13~14日の夜、どちらとも状況はあまり変わりません。せっかくなので2夜とも観測するか、あるいは天候に合わせてどちらかを選ぶなどが良さそうですね。
もう少し詳しい数値などは、以下まで。
— by 怪鳥 2011年8月8日 13時57分
1月4日明け方はしぶんぎ座流星群が極大
1月4日明け方は、しぶんぎ座流星群が極大を迎えます。
しぶんぎ座流星群は、極大が数時間と短い流星群です。このため、日本で観測しやすい時間帯に極大が当たらないと、見られる流星数が少なくなってしまいます。2009年の今年は、1月3日夜から4日朝のどこかで極大になることが予想され、日本の過去の観測からは4日明け方3時半頃の極大が期待されます。この時間帯にうまく極大があたれば(空の暗いところでは)1時間あたり30~50個程度の流星が見られるかもしれません。
流星群は2時頃から明け方までが見やすい時間帯です。ぜひ観察してみてください。なお、国立天文台では1/2夜から1/5朝にかけて、「見えるかな年の初めの流星群」キャンペーンというイベントも行われています。よろしかたら、こちらのご参照ください(最近このパターンが多くて、申し訳ありません)。
— by 怪鳥 2009年1月2日 23時06分
秋の流星群いろいろ
秋と言えば流星群の話題の多い季節です。残念ながら今年は、あまり目立った出現をする流星群を見ることは出来なそうですが、一応ご紹介まで。夜空を見上げる機会があったらちょっと気にしてみて下さい。
・ジャコビニ流星群 過去に何度か流星雨を降らせたこともありますが、今年の出現は期待薄。極大は10/8前後ですが、流星を捉えることは困難でしょう。次回まとまった数が見られるのは2011年となりそうです。
・オリオン座流星群 2年ほど前から出現数が急増し、今一番面白いのがこの群。今年はそれほど多くはないものの例年よりは多い(HR=40位?)流星が見られそうです。月がやや大きいですが、10/19~21頃に極大をむかえます。
・おうし座流星群 数は多くないものの、例年より火球が割合が増加しそうです。11月上旬頃に火球(金星よりも明るい位の流星)が見られたらおうし群かも知れません。
・しし座流星群 1999年~2002年の流星雨以来、数を減らしすっかり地味な流星群となってしまっていますが、今年はある程度まとまった数の出現が見られそうです。残念ながらその時間帯は日本の昼間となってしまうため、日本ではHR=数個程度の地味な出現しか見ることができないでしょう。
・いっかくじゅう座流星群 過去に4度ほと短時間にまとまった数の出現が見られたこともありますが、母天体も出現周期も不明で、いつ流星が流れるのか全く分かりません。見られるとしたら11/22頃なのですが、見られる可能性はかなり低そうです。
以上怪しげなものも含めて秋に注目の流星群の紹介でした。
— by てらくぼ 2008年10月2日 21時48分
ペルセウス座流星群の画像
8月12日にペルセウス座流星群が極大を迎えました。 当会も長野県にて観測に臨みましたが、残念ながら雲に阻まれてほとんど観測することができませんでした。雲の中、かろうじて撮影できた流星の画像を掲載いたします。
(画像の一部をトリミングしています)
— by 怪鳥 2008年8月14日 20時47分
ふたご座流星群が今晩極大(12/14晩)
今晩、12月14日夜~15日明け方にかけて、ふたご座流星群が極大となります。極大時間帯が日本の夜にあたり、また月あかりの影響もほとんどないため、大変多くの流星が観察できるものと思われます。ぜひご注目ください。
流星数は、当方の同好会メンバーでは、1時間に100個近くまで数えられる可能性が高いと思われます。市街地では、数分の1になってしまいますが、流れ星を見る絶好の機会です。ちょっと空を眺めてはいかがでしょうか。
なお、関連情報などは以下をご参照ください。■国立天文台「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン■国立天文台「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン(携帯版)
当会でも観測予定です。観測に成功しましたら、結果などにつきまして、後日またご紹介したいと思います。
— by 怪鳥 2007年12月14日 17時12分
ふたご座流星群を見逃すな
ふたご座流星群の極大が近づいてきました。今年は極大時間帯、月の状態とも条件が良いため、12月14日(金)夜~15日明け方にかけて多くの流星を見ることができそうです。
詳しい情報は以下のキャンペーンページふたご座流星群を眺めよう をご参考に。
以前は21世紀になると見られなくなる、とも言われていたことのあるふたご座流星群ですが、21世紀に入って見られなくなるどころか1時間に100個を越える出現が見られることもあるような大流星群となっています。今後ますます出現数が増えて行くのか、それとも衰退に向かうのか、それらを見届けるためにも毎年かかさず観測したいものです。
— by てらくぼ 2007年12月11日 21時00分
10/21~22は、オリオン座流星群が極大
ハレー彗星を母天体とするオリオン座流星群が、21日晩~22日未明に極大を迎えます。昨年は予想外に大出現し、驚かされましたが、今年も若干期待がもたれます。
昨年の大出現はおよそ3000年前にハレー彗星から放出されたダストによってもたらされたことがわかりました。この一連のダストの部分は、2010年頃まで地球と接近する可能性があり、今年も、昨年ほどではないにしても、若干活動が活発になりそうです。
今年期待されるダスト・トレイルとの接近は次の通り。
-1265年放出 10/20 7:52-1197年放出 10/22 2:02-1197年放出 10/22 2:05-1197年放出 10/22 5:06
ざっと見た感じでは、10/22の方がダストが集まりやすい傾向にあり、10/21の夜から22の未明に期待がもたれるわけです。 昨年は1時間に100個を記録した観測者が出るほどでした。今年はそこまで多くはなさそうですが、どのくらいの出現が見られるでしょうか。
— by 怪鳥 2007年10月20日 15時11分
ペルセウス座流星群の画像
FAS府中天文同好会では、8/11-12と8/12-13の2晩ペルセウス座流星群の観測を行いました。流星は最大HR=64とまずまずの出現。その時撮影した写真を公開します。流星が写っていたのは2枚だけでした(サイズ縮小・明るさおよびγ補正)
(以下怪鳥追記)●当会の観測報告のページを作成しました。流星の出現数の様子などはこちらから。
— by てらくぼ 2007年8月14日 03時52分