ハレー彗星を母天体とするオリオン座流星群が、21日晩~22日未明に極大を迎えます。昨年は予想外に大出現し、驚かされましたが、今年も若干期待がもたれます。
昨年の大出現はおよそ3000年前にハレー彗星から放出されたダストによってもたらされたことがわかりました。この一連のダストの部分は、2010年頃まで地球と接近する可能性があり、今年も、昨年ほどではないにしても、若干活動が活発になりそうです。
今年期待されるダスト・トレイルとの接近は次の通り。
-1265年放出 10/20 7:52-1197年放出 10/22 2:02-1197年放出 10/22 2:05-1197年放出 10/22 5:06
ざっと見た感じでは、10/22の方がダストが集まりやすい傾向にあり、10/21の夜から22の未明に期待がもたれるわけです。 昨年は1時間に100個を記録した観測者が出るほどでした。今年はそこまで多くはなさそうですが、どのくらいの出現が見られるでしょうか。