2001年1月10日未明の皆既月食の情報

 1月9日深夜から1月10日未明にかけて、全国で皆既月食が見られます。こちらの情報です。

●ぜひ皆既月食中の色の観測にご協力下さい。


<速 報>

 府中(観測したのは、自宅付近の国分寺市内)では、この日ずっと雨で絶望的な天気だったのですが、わずかに部分食の月を見ることができました。残念ながら皆既中は雨が降り続き、見ることができませんでした。

 当会福岡支部の山崎氏によると、皆既中に数秒間月を見ることができたとのことでした。ニュースでも福岡からきれいな皆既中の映像が放映されていました。九州の方では見えたのでしょうか。

 右の映像は、皆既食終了から23分後の部分食の模様です。

 この他の若干の映像はこちら。



<概 要>

 1月9日深夜から1月10日未明にかけて、皆既月食が起こります。満月が地球の影の中にすっぽりと入り込む現象です。

 この日の現象は、2時43分に、半影という地球の影に入り込むところから始まります。しかし半影は薄ぼんやりとしたはっきりしない影なので、しばらくは何も起こってないように見えます。

 部分食の開始は3時42分です。このとき、地球の本影というほぼ真っ暗な影の中に月が入り込み始めます。ここから月が欠けて見られるようになります。

 徐々に欠けていった月は4時50分頃、本影にすっぽりと入り込み、皆既月食が始まります。皆既中の月は、通常赤みを帯びて赤銅色に輝きます。色についての解説は、別のページでご説明します(現在作成中)。

 そして5時20分頃、もっとも月が影に最も深く入り込みます。今回は影の北側を月が通過します。

 皆既食は1時間2分ほど続き、5時51分過ぎに終了します。月が影から抜け出して、再び輝き始めます。

 そして6時59分に部分食が終了します。東京の府中ではほぼ同時刻の7時1分に月没となります。月食を最後の方まで楽しむには、西(西北西)が地平線近くまで見渡せる場所が必要となります。
 西の地方では月没が遅くなるため、観察のための条件はよくなります。例えば福岡では、7時30分頃に月没となり、部分食の終わる7時59分には、地平線よりも5度ほど上空です。

(図はStellaNavigator,AstroArts/ASCII等より加工して作成しました)。


 

<月食の色について>

 皆既月食の時の月の色は、月食毎にバラバラで、黄色っぽい明るいものから、真っ暗で月がほとんど見えないこともあります。今回の月食がどのように見られるか、ぜひ注目してみましょう。



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