府中の星空から〜怪鳥の星空日記〜
1996年12月のバックナンバー
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12月1日(日)
- 今日から師走ですねー。
今日は、一番恐れていたことが起きました。痛みがピークに達したんです。詳しく書くと気持ち悪い人もいるでしょうから、病院に行って痛み止めが必要だったとだけ書いておきますねー。
実は今日、友人の結婚披露宴でした。しかも私は司会をするはずだったのでした。すべては朝の激痛で・・・。まぁこういう体調だったので、他の友人に、司会用原稿は全て渡しておいたんですけどね。多大な迷惑をかけてしまいました。うーわー。
結局一日寝て過ごしました。空は晴れてたんですかねー。段々世捨て人になっていくような気がして・・・。13日のふたご群が見たいよー。
12月2日(月)
- 今日、かかってる方の病院へ行ってきました。もうしばらく頑張ってとのこと。うーん、痛くない人は気軽でいいよなぁ、とちょっと思います。
昼間、東京都は思えない青空でした。富士山もすっかりふもとまで雪がつもり、真っ白な姿がよく見えてました。
夜になっても透明度は衰えず、きれいな星空です。夜半前に下弦の半月が出てきてきれいでした。冬の半月は、昇るときや沈むときに、弦が水平に近くなりますよね。なんか見ていて気持ちがいいのです。そんな月明かりがあっても、オリオン座大星雲が肉眼でぼんやり見えてるきれいな府中の空でした。
12月3日(火)
- 相変わらず石は出ません。激痛にはならないので、とりあえずよしとしてますが。
空はきれいになってきましたねー。本当に透明度があがりました。体さえよければ、もっと星を見てるはずなのになぁ、とちょっとため息。
地震が多いですね。朝は宮崎、深夜は会津。ちょっと気になりますね。
12月4日(水)
- この日は、昼間は比較的落ち着いていたので、会社からファイル転送してもらって、ちょっとだけ仕事をしたりしていたのですが、深夜から痛みが強くなり、更新が遅れました。
天気は夕方はもやがかかりながらも木星が見られてました。木星もだいぶ南西の空低くなってしまいましたね。そろそろシーズン終盤です。夜中には、雨が降り出してました。
12月5日(木)
- 今日の天気はひどかったですね。ほとんど春の嵐状態。痛みの方も今日はちょっと強くて、憂鬱な一日でした。痛みの質は徐々に変わってきているので、少しずつ落ちてきてるのかもしれませんが・・・。
夜に入って雨は止みましたが、期待されたほど回復はしませんでした。寒冷前線はもう通過したのでしょうか?思ったより気温下がってないと思うのですが。
12月6日(金)
- 一昨日深夜に始まった痛みは、今日の夕方でだいぶ回復しました。それでも夜に入ってずきずきしてましたけどねー。眠りが浅くて困ります。
ついにアクセス数が一万件を突破しました。おいで頂いた皆様に深く感謝致します。ありがとうございました。そしてこれからもよろしくお願いします!
嫁がクリスマスツリーを飾り付けました。二人暮らしをしていた時に買った小さなものですが、病人の身にはなんか心がなごみます。
天気はあまり回復しませんでした。昼間は晴れてたんですけどねー。
12月7日(土)
- 久々によく寝たなぁという気がします。今日は痛みが和らいでいたからですね。でもまだ石が出た気配はありません。
小谷の土石流、ひどいですね。地形的な災害自体は天災の面もあるような気がしますが、事故自体は人災ですよね。なにか自然と人のつき合い方が間違ってるような、そんな気がします。
明日、祖母の一周忌をします。名古屋の親戚やら、妹夫婦やらが集まり、賑やかな一日でした。
空はきれいに晴れてますね。だいぶ冷え込んできて、すっかり冬の星空です。来週のふたご座流星群までに、体は回復するかなぁ。
12月8日(日)
- 今日は祖母の一周忌の法事がありました。ところが朝から激痛、出発寸前でようやく落ち着きなんとかこなしてきました。そういえば祖母の法事関係は天気が好いですね。今日もきれいな青空が見えてました。富士山もきれいでしたね。
夜も天気は良かったようですが、疲れてしまってぐっすり寝てしまいました。しかし、最近落ち着いて星をみてないですね。
12月9日(月)
- 昼間、家で少し仕事をしました。たいしたものではないですが、ちょっと疲れました。
夜は曇ってたようです。夕方から痛みの質がちょっと変わってきて、むずがゆくて寝られませんでした。そろそろ出そうなんですけど・・・。
12月10日(火)
- 一日、むず痒さと闘ってます。激痛よりは楽ですが、集中力ががたおちです。
時に、28年前の今日、ここ府中では三億円事件が発生しました。私の通っていた小学校のすぐ近くです。両親の話だとこの辺りも随分、捜査が来てたらしいです。私は当時1歳半ですから、全く覚えてませんが。しかし、新聞を読みましたが、さすがに今年はなにも騒がれませんでした。
空は曇。夜半近くなって雨も降ってきました。このあと今週は、金曜、土曜日と天気が悪い予報が出てます。自分が見られるかどうかは別にして、ふたご座流星群があるのに残念ですね。予報、はずれないかな・・・。
12月11日(水)
- さすがに体力が落ちてる気がします。痛みは相変わらず。いつまで続くのでしょう。
夜もぼーっと過ごしていたのですが、寝る頃になって痛みが出始め、ずいぶんと寝られなくなってしまいました。気分転換に窓から外を見たらきれいな冬の夜空。しばらく眺めてしまいました。ふたご座流星群は残念ながら見られませんでしたが(他の方の観測では、この夜、既に20個/時を越える出現だったようです)。
12月12日(木)
- この日はちょっと疲れてました。寝しなに痛みも始まります。困ったものです。何をしたと言うこともなく、一日が過ぎてしまいますが・・・。天気も、どうだったのでしょうか・・・。
12月13日(金)
- 今日はふたご座流星群の極大です。FAS府中天文同好会では観測に行くのですが、体調が回復せず、参加はあきらめ、皆さんの見送りに行ってきました。
晴れてたら物干しから見てみようかなと思ったりしましたが、ほんの少し晴れ間が出ただけで、また曇ってしまいました。観測隊のみんなも曇られたそうです。
12月14日(土)
- 福岡支部の四ヵ所さんからの情報で、昨晩、ふたご座流星群は1時間に100個を越える出現を見せたそうです。本部のみんなは案の定曇られたとのことで悔しがってました。そこで、極大は過ぎてしまいましたが、今日雪辱戦としてふたご座流星群の観測に行くことになりました。私も再び、皆さんの見送りに行ってきました。今日は天気がよさそうなので、みんなも少し乗り気です。
府中も夜半近づいて透明度が上がったので、物干しで見てました。休憩入れて1時間弱、しかも電気カーペットを敷くと言う甘えた条件でしたが、3個程の流星が見られました。ちょっと少ないかなぁ。まぁ仕方ないですが。星空は結構きれいでしたよー。
12月15日(日)
- 本日は当会の定例会でした。何度もトイレに駆け込みながら、それでも会員の皆さんにお会いすると、ちょっと元気になります。
来年のヘール・ボップ彗星に備えて、星空観測会のパンフレットに彗星の解説を載せようと言う話があります。これにどういった内容を載せればよいか、と言う話から、彗星に関する一般の方の誤った情報を、みんなから出してもらいました。結構色々あるもんです。一部は報道のされ方にも問題がありそうですが。来年最初の星空観測会に合わせてQ&A形式にまとめる予定ですので、出来上がったらまた掲載したいと思います。
夜は疲れ切ってしまい空を見る余裕がありませんでした。
12月16日(月)
- この日は痛みがちょっときていて、どうしようもない一日でした。困ったものです。
12月17日(火)
- 夕方から突然のように雨が降り出しました。午前中は昨晩痛みで寝付けなかったせいでぼーっとしていたので、嫁が洗濯物を干していたのを知りませんでした。無惨にも洗濯物はびしょぬれ・・・。
夜、結構強い雨になってました。災害が起きなければいいのですが。
12月18日(水)
- ペルーで凄い事件が起こりましたね。一昨年の10月には皆既日食を見にペルーへ行きました。首都のリマには当然何度も寄ってます。なんかとても生々しくテレビの画面を見ていました。無事解決するといいのですが。
夜、ちょっと痛みが出てしまって、この日も空を見てません。いけませんね。
12月19日(木)
- 痛みが比較的おさまっている時を見計らって、部屋の片づけなんかをしました。あんまりはかどりませんが、嫁に迷惑をかけるのもなぁとちょっと頑張ってたりします。
夕方は、月がきれいに見えてましたね。今週は体調が思わしくなく、ここの更新も思いっきり遅れてしまいました。早く石を出してしまって、ゆっくり星が見たいです。
12月20日(金)
- 今日は病院へ行ってきました。今日はX線撮影でも超音波診断でも石がよくわかりました(大きさは2mm×3mm程度)。もう少しで出るところまで来ていて、自然に出てもおかしくないサイズなのですが、先生が粉砕処置の予約を入れてくれました。27日に粉砕しますので、成功すれば年内には石は無事出ることでしょう。ようやく先が見えた気がします。
朝、病院へ行くとき、武蔵野線からきれいな富士山が見えました。夜は病院往復で疲れてしまったのですが、晴れていたのでしょうか?
12月21日(土)
- 比較的痛みがおさまっていたので、夜、星空観測会に行ってきました。本当は体のこともあるので、おとなしくしている予定だったのですが、夕方の天気からうって変わってきれいに晴れ上がってしまい、結局ずっと説明してました。
そんな感じで久々に土星を見ました。環が随分見やすくなりましたね。それから月の強拡大像もなかなか見応えがありました。
今日は冬至でした。それから祖母の命日でした。
12月22日(日)
- さんざん迷った末、痛みもおさまっていて、嫁の切望もり、中山競馬場へ足を運んできました。損はしましたが、地元府中の企業「さくらコマース」の持ち馬、サクラローレルが勝って、喜んできました。調教師の境勝太郎さんも来年2月が定年でラストチャンスを飾りました。
嫁のリトルが去年から望んでいた中山競馬場名物の巨大クリスマスツリーを、見ることができました。去年の有馬記念当日は祖母の葬式でばたばたしてましたから(ちょっと切ない思い出です)。
帰りの道中で、やや痛みが出ていたので気になっていたのですが、夜、ついに結石が出ました。ようやく痛みから解放されます。皆様にご心配をおかけしましてすみませんでした。やっと完全復活できそうです。
中山競馬場では、満月前の月が向こう正面から昇ってきました。暗くなってからは、ツリーの電飾の脇に月が位置して、とてもきれいな光景でした。
12月23日(月・祝)
- ついに全快となったこの日。なんか久々にぐっすり寝られた気がしました。昼は買い物なんかに久々に出たりして。つくづく健康体っていいですね!
夕方は夕焼けがきれいだったそうです。私はちょっと見逃してしまったのですが。久々の出勤に備えて早く寝ました。
12月24日(火)
- すげー久々の出勤となったこの日。会う人会う人に説明するのが日課だったりしました。それでもすぐ病院に出かけたり(仕事ですよ!)して、一応ほされてないことがわかったりしましたが。ほとんど浦島太郎状態でした。
クリスマス・イブは妹夫婦もうちにきて、賑やかに過ごしました。私にとっては健康が一番のプレゼントになりましたが。
朝は雪が降るんじゃないかっていうくらいの天気でしたが、夜は星がきれいでしたね。寒いのと色々と残された家事で、ゆっくり眺めている暇はありませんでしたけど。
12月25日(水)
- 仕事も二日目。少しずつペースをつかんできました。でもあと二日で仕事納めなんですけどね。しかし尿管結石にたたられた一年でした。
空が澄んできましたね。寒さは厳しいですが夜空が透き通ってます。そういえば今日は満月なのかな。月夜の晩はもやってると星があまり見えないのですが、今日はかなりよく見えてます。いよいよ冬の星空本番です。観測するぞ!
12月26日(木)
- 会社でメールを読んだら、寺久保さんから、「今朝出勤途中に、稲城長沼駅の階段上で、東に昇ったばかりの真っ赤な太陽、西に沈もうとする満月をすぎたばかりのまん丸な月が、同時に見られとても不思議な風景でした。」とのメールが来てました。光景を思い浮かべると不思議だなぁと思いますが、なにより寺久保さん、早起きなのね!(私は遅い方の時差出勤です)。
帰ってきて空を見たら、すじ雲が覆ってました。そのすじとすじの隙間から見える冬の星座もなかなかのものです。観測してるときには、単なる邪魔者でしかないですけどね。
12月27日(金)
- 今日は仕事納めでした。師走はたった4日しか出勤できませんでした。来年は身体に注意しないといけないですね。
このところ星がきれいです。さすがに疲れてるので、今日はちょっと見るだけにとどまりましたが、明日はちょっと観測をしようと思ってます。
12月28日(土)
- 今日は昼過ぎまで寝入ってしまいました。夜中まで起きてるので、起きてる時間は変わらないのですが、すぐ日が暮れてしまう分、一日が短く感じますね。
夜、観測を予定していたのですが、ぽかをやってしまって観測できませんでした。結構気合いを入れてたんですけどね・・・。青く冷たく輝く満月過ぎの月が、悲しかったです。
12月29日(日)
- 今日は国高地学部時代のOB連中が集まっての飲み会でした。一つ下の後輩、小町君が同じ学年の安藤さんと結婚することになり、そのお祝い会でした。おめでとうございます。
夜、久々の自転車の帰路はものすごく寒かったです。いよいよ真冬に突入ですね。星空もきれいでした。明日はFAS府中天文同好会の忘年会です。
12月30日(月)
- 今日はFAS府中天文同好会の忘年会でした。21名参加は、当会の最大規模の参加人数だったりします。別に酒好きな人が多い訳でもないのですが、この雰囲気が好きだったりします。
夜はちょっと雲が出てしまってましたね。二次会(カラオケ)からの自転車での帰り道は、雲間から星が覗く空でした。ところで、みんなちゃんと帰りつけたのかしら・・・。
12月31日(火)
- いよいよ1996年も今日一日で最後。今年は尿管結石で2度も療養生活を余儀なくさせられ、みんなに心配や迷惑をかけてしまいました。来年はもう少し元気に過ごしたいものです。
家の物干しから今年最後の日の入りを撮ってみました。夕方は結構もやがかかっていたので、夕日自体は非常に赤くきれいでした。今年最後の夜空もきれいでした。
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