2013年は彗星の年?

ハーゲンローザー彗星
ハーゲンローザー彗星(2012/10/20撮影)

意外と明るくなったハーゲンローザー彗星(168P)。明るくなったとは言っても、明るさは9等台。それでも尾が写るとは、デジタル機器の進歩はたいしたものです。でも久しぶりに、望遠鏡やカメラの力を借りなくても見えるような彗星を見てみたいもの、と思っていたら、来年(2013年)明るい彗星が見られる(かも)という情報が入って来ました(それも2つも!)。

パンスターズ彗星(C/2011 L4)

近日点通過時にはマイナス等級まで明るくなる可能性があります。しかし近日点通過(2013/3/10)前は日本での観測条件が悪く、条件がよく見え始めるのは近日点通過後の3月中旬以降となりそうです。彗星が暗くなるのが先か、空高く昇り見やすくなるのが先か、静かに期待しながらその日を待ちたいものです。

アイソン彗星(C/2012 S1)

太陽に非常に接近するため、近日点通過時(2013/11/29)にはマイナス10等以上の明るさになるのではないかと期待されています(その時には太陽に近すぎて見るのは困難ですが)。日本では、近日点通過前、通過後とも比較的条件良く見ることができそうです。もし、近日点通過後にも本体が消滅せず残っていて、かつ多くのチリを放出していたら、長大な尾を見ることができるかも知れません。楽しみに待ちたいと思います。

— by てらくぼ 2012年11月7日 20時36分  

ルーリン彗星、今日24日に最接近

 ルーリン彗星が、今日2月24日、地球に0.41天文単位まで接近します(月までの距離のおよそ160倍)。 当会観測隊は、2月22日明け方に富士河口湖町にて観測を行いました。彗星は肉眼ではかすかでしたが、双眼鏡ではかなり大きく見え、またかすかに尾が伸びている様子が観察できました。25cmの望遠鏡では、立派なコマがわかり、またダストの尾もよくわかりました。
ルーリン彗星2月22日
2月22日明け方のルーリン彗星(当会寺久保氏撮影)

 画像は、7.6cm望遠鏡にて撮影したルーリン彗星です(若干トリミングあり)。画像の左側に伸びているのが、ダストの尾です。またかすかですが、右側にイオンの尾もうっすら見えています。

 なお、どこに見えるかなどの情報は、ぜひ以下のページをご参照ください。監察報告を募るキャンペーンも実施中です。

国立天文台「ルーリン彗星見えるかな?」キャンペーンキャンペーン携帯ページ

— by 怪鳥 2009年2月24日 02時19分  

ホームズ彗星・都市部で肉眼では見づらくなってきた

ホームズ彗星、拡散が進み都市部の空では肉眼でその姿を捉えるのが難しくなってきました。双眼鏡では大きく広がったその姿がまだ見えています。

中央右側にあるぼやけた天体がホームズ彗星。11/7 19:30頃撮影。コンパクトデジカメ夜景モード。
Imgp171107
拡散中のホームズ彗星

— by てらくぼ 2007年11月7日 21時27分  

まだまだ見えてるホームズ彗星

急速に拡散が進むホームズ彗星ですが、現在までのところ意外と暗くならずに、都市部でもまだ見えています。とは言え、今後さらに拡散が進むと都市部ではだんだん見づらくなって来ることでしょう。反対に広がった周辺部まで見ることができる公害のないところでは、今後の見え方の変化が追え、ますます面白くなってくるかも知れません。

下の写真は10/29(左)と11/3(右)の21時頃に撮影したホームズ彗星。拡散して大きくなって来ているのが分かります。

撮影データMT-130H+K20mm(倍率40倍)をコンパクトデジカメでコリメート撮影。(夜景モード露出4秒)。γ補正、トリミング、縮小。

IMGP17hikaku
ホームズ彗星の変化

— by てらくぼ 2007年11月4日 16時01分  

 

拡散してきたホームズ彗星

 当初恒星像に見えていたホームズ彗星が、だいぶ拡散してきました。肉眼でも十分ぼんやり見えますが、双眼鏡で見るとかなり広がった丸い不思議な形が見られます。

 なお、国立天文台では、ホームズ彗星を眺めようキャンペーンを行っておりますので、よかったらご参加ください。

緊急キャンペーン「ホームズ彗星を眺めよう」キャンペーン携帯ページ

画像は11月3日の彗星像。

17P-2

— by 怪鳥 2007年11月4日 01時31分  

ホームズ彗星が見やすい

2.5等前後の明るさを保ったまま、バースト直後より大きさ(視直径)が大きくなってきたので、肉眼でも恒星と違った面積体なのが分かります。双眼鏡で見ると、中央部の明るいところとそれをとりまく周辺部を併せてかなり巨大な姿を見ることができます。この先見え方がどのように変化して行くのか興味深いです。<10/28掲載・10/29拡大写真追加>

<星野写真>撮影データ:10/28 20:40頃 撮影地:東京都国分寺市機材:ペッタックスoptio33L(普通のコンパクトデジカメ) 露出4秒・F5・f=105mm程度の撮影画像をトリミング。γ補正。中央下方がホームズ彗星
IMGP17

<拡大撮影>撮影データ:10/29 21:15頃 撮影地:東京都国分寺市機材:MT130H(13cm反射赤道儀)+K12.5mm(倍率64倍)をペッタックスoptio33Lにてコリメート撮影。露出4秒、ISO400。撮影画像をトリミング。γ補正。
IMGP17L

— by てらくぼ 2007年10月28日 21時20分  

ホームズ彗星が大増光!

 ホームズ彗星(17P/Holmes)という彗星が、一晩で肉眼で見えるほどに大増光しました。この彗星は太陽から遠ざかっているところで、10月23日には17等で観測されていたのですが、なんと24日には2等台まで、およそ13等の大増光を見せました。 ちなみにこの彗星、1892年にも大増光しており、約100年ぶりにまた同じような現象が起こったようです。

 取り急ぎ自宅で撮影した画像を掲載します。彗星と言っても肉眼や双眼鏡では恒星状で、望遠鏡で拡大するとコマと呼ばれる部分が丸く見られました。(ペルセウス座に位置しています)

17P

— by 怪鳥 2007年10月25日 08時53分  

SOHOの画像に見え始めたマックホルツ彗星

マックホルツ彗星(96P)がSOHOの画像に写り始めました。下記URLのLASCO C3などの画像を参照して下さい。

http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime/realtime-update.htmlLink

この彗星は近日点距離がとても近く太陽に0.12AUまで接近するため、近日点通過時には急激に増光し明るくなります。ただ明るくなっても1等級止まりと思われ、太陽にごく近いことから地上から観測することは困難だと思われます。今回は人工衛星から捉えられた彗星の姿をしばし楽しむことにしましょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以下は4/1(エイプリルフール)の日に書いた嘘の記事です。半分期待を込めて書いたのですが、どうやら今回は白昼に見えるほど明るくならずに終わりそうです

マックホルツ彗星増光

4/1に観測された情報によると、予想よりも遙かに明るく見られ、近日点通過時の4/5にはマイナス10等級まで増光するのではないかと予想されています。1月に見られたマックノート彗星のように、この彗星も白昼に見ることができるかも知れません。詳細な位置などは改めて、とりあえず速報報告まで。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

— by てらくぼ 2007年4月1日 10時10分  

マクノート彗星がマイナス等級に

 昨年夏に発見されたマクノート彗星(C/2006 P1)が大変明るくなり、マイナス等級で観測されています。現在この彗星は、見かけの位置が太陽に大変近く、観測条件はとても悪いです。それにも関わらず、国内でも明け方や、夕方の超低空で双眼鏡などで確認されています。

 日本では、ギリギリ13日の夕方がラスト・チャンス。日没直後の西南西の超低空を、金星を頼りに双眼鏡で探すのがよさそうです。
2006P1-1

(StellaNavigator、AstroArts/ASCIIにて作成)

 なお彗星は、近日点通過(1/12)前後、1/12~16頃に、太陽観測機SOHOのLASCO C3の視野内を通過します。以下のサイトから、彗星の様子を見ることができそうです(該当するのは右下)。

http://sohowww.nascom.nasa.gov/data/realtime-images.htmlLink

— by 怪鳥 2007年1月10日 23時51分  

SWAN彗星が明るい

今年6月に発見されたSWAN彗星(C/2006 M4)が4等台と明るく見られています。この彗星、当初8等程度までしか明るくならないのではないかと思われていましたが、位置的に見やすくなってきた10月には6等台と予想より明るく見られるようになっていました。さらにここ数日の情報によると彗星がバーストを起こしたようで、現在4等台と空の暗いところでは肉眼で見られる程度まで明るくなっているようです。この彗星、しばらくの間は夕方の西空に見ることが出来ますので機会があれば見てみたいものです。

— by てらくぼ 2006年10月27日 06時55分  

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