近日点通過時にはマイナス等級まで明るくなる可能性があります。しかし近日点通過(2013/3/10)前は日本での観測条件が悪く、条件がよく見え始めるのは近日点通過後の3月中旬以降となりそうです。彗星が暗くなるのが先か、空高く昇り見やすくなるのが先か、静かに期待しながらその日を待ちたいものです。
アイソン彗星(C/2012 S1)太陽に非常に接近するため、近日点通過時(2013/11/29)にはマイナス10等以上の明るさになるのではないかと期待されています(その時には太陽に近すぎて見るのは困難ですが)。日本では、近日点通過前、通過後とも比較的条件良く見ることができそうです。もし、近日点通過後にも本体が消滅せず残っていて、かつ多くのチリを放出していたら、長大な尾を見ることができるかも知れません。楽しみに待ちたいと思います。