昨年夏に発見されたマクノート彗星(C/2006 P1)が大変明るくなり、マイナス等級で観測されています。現在この彗星は、見かけの位置が太陽に大変近く、観測条件はとても悪いです。それにも関わらず、国内でも明け方や、夕方の超低空で双眼鏡などで確認されています。
日本では、ギリギリ13日の夕方がラスト・チャンス。日没直後の西南西の超低空を、金星を頼りに双眼鏡で探すのがよさそうです。(StellaNavigator、AstroArts/ASCIIにて作成)
なお彗星は、近日点通過(1/12)前後、1/12~16頃に、太陽観測機SOHOのLASCO C3の視野内を通過します。以下のサイトから、彗星の様子を見ることができそうです(該当するのは右下)。