6/23晩、出現が期待されていたポン・ウィネッケ流星群が観測されました。当会の観測によれば、21時台~1時台に流星は出現し、最も多い22:05-22:35で9個(18個/時の割合)でした。主要な流星群に比べると少ないですが、この群のまとまった出現は1998年の大出現以来6年ぶりで、貴重な観測と言えるでしょう。 また予報された日にきちんと出現したことで、今後の流星群の予報にも大いに役立つ結果となりました。
6/23流れるか?ポン・ウィネッケ流星群
6/23晩、ポン・ウィネッケ流星群が流れるかもしれないと予報されています。この流星群は過去4度大出現が記録されており、1998年には1時間に約200個という出現がありました。 今年はそれよりは大幅に少ないと予想されますが、6年ぶりにまとまった出現が期待されています。 6/23夕方~深夜、ゆーっくりとした流星が頭の真上から流れるように見えたら、この流星群のことを思い出してください。
— by 怪鳥 2004年6月20日 09時00分
金星の日面通過の画像
6/8は全国的に悪天の中、関東や北海道、九州などの一部で太陽面を横切る黒い金星が見られました。 多摩地区も天気はよくなかったのですが、雲間から国立市内で当会が撮影した画像を掲載いたします。上側の黒い点が金星です。
17:35
※簡易的な装置で撮影したため、太陽面の一部が欠けています。右側の円弧が太陽の縁です。
— by 怪鳥 2004年6月9日 09時00分
6/8は太陽面を金星が通過
6/8昼過ぎから太陽面上を金星が通過していく日面通過が見られます。日本では130年ぶりの現象です。 金星は14:11頃、太陽の左上から入り込み、14:30頃完全に内側に入ります。17:13頃は最も内側まで入り込みます(残念ながら現象が全部終わる前に日没となります)。
14:30頃
17:13頃
現象中は、太陽面上を金星の小さな黒い点が移動していく様子が見られます。しかし太陽面を直接見ることは危険で、観察用の特殊なフィルターで光を弱めないと目を痛めます。CD(CD-R,CD-RWは不可)の中には代用となるものがあり、金色の部分を通して肉眼で観察できます。
— by 怪鳥 2004年6月6日 09時00分
T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0949 sec.