3大流星群の一つ「ふたご座流星群」が極大を迎えます。この流星群は、1.流星の数が多い 2.見ることが出来る時間が長い 3.極大の継続時間が長い ことから大変観測しやすい対象です。
今年(2006年)の場合、予想極大時間が12/14の日中となるため、一番流星数の多い時間帯の観測はできませんが、12/13-14にかけての夜および12/14-15にかけての夜には、1時間あたり20~30個位の流星を見ることができそうです(空の暗いところの場合)。
おすすめの観測(観望)時間は、下弦過ぎの月があることと、明け方は大変寒いこと、また平日でもあることから、14日の夜半前(21時~24時頃)または前日13日の夜半前、です。もし、十分な気力・体力・時間・(防寒具などの)装備、がある場合は、輻射点高度が高くなる夜半過ぎの時間も含めて一晩中観測することにすれば、数百個の流星を見ることも不可能ではありません(ただしこの季節の一晩中の観測は非常に体力を消耗しますので十分ご注意下さい)。