11月8日未明、東日本において小惑星カリオペによる恒星の食が観測されました。この現象は、約9等の恒星の手前を小惑星が通過して恒星を隠し、その際に恒星が小惑星の明るさ(10.7等)まで暗くなるというものです。 怪鳥は府中の自宅にてこの現象を観測し、3.2秒の減光を確認しました。しかし、この減光は小惑星カリオペ本体ではなく、小惑星の衛星であるライナスによるものである可能性が高いことがわかりました。 カリオペ本体の減光は、茨城・福島・宮城などで10秒以上の長い減光が捉えられた模様ですが、これとは別に、神奈川・東京・埼玉で観測された数秒間の短い減光が、衛星ライナスによるものであると推測されます。 詳しい情報が入りましたら、またお知らせします。
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