大野さんのアナウンスで、ともかく観測が成功したことへの拍手や万歳が続く。なお、機材等の関係で、現地に残ったツアー参加の皆さんは27名。この方々の勇気に対しても拍手が送られた。
現地の新聞社の取材があり、インストラクターの方々がそれに応える。そして一通り機材が片づくと、場所を提供して頂いた小学校に感謝をこめて、物品・金銭両面でのカンパが行われた(阪急交通社からは、ビデオ装置一式が送られるとのことであった)。そして、それに応えるかのように、用意してくれた児童達の愉快なダンス。きっとこの小学校にとっても、今後またとない大イベントであったに違いない。
場所を提供して頂いた小学校の関係の方々や、ぎりぎりで迅速に判断を下した阪急交通社の方々に、心の底からの感謝をこめながら、小学校を後にする。こうして怪鳥とリトルのペルー皆既日食観測は幕を閉じたのであった。
帰路で、インストラクターの田中さんとお話をしたら、おそらくバスに乗った組で望遠鏡を持っていった人は皆無だから、写ってるといいですね、と言われました。まぁ、写真もなんとか写っていましたから、軽い最小限の機材にとどめたことが、功を奏することになたったと言うわけです。(なおこの写真は、恐らくツアーに協力されたSKY WATCHE誌のコネによって、誌面で紹介されました(^^;)
・・・と'94年、FAS府中天文同好会の同好会誌には書いたのですが、上記のリトルの思いが強く(うー、、、お金がぁ(^^;)、'95年も同じ阪急交通社の日食ツアーでタイに行ってきました。
最後までお読み頂いた皆様、どうもありがとうございました。