私は、新婚旅行で行った1994年のペルー皆既日蝕に続いて2度目の観測でした。
なお文章は、昨年11月にリトルがたずさわった『月刊LIVE STATION』に掲載したものを、若干手直ししたものです。
下流にある首都バンコクも、あちこちが水びたしであった。
バンコクは、渋滞で有名な街である。ただでさえ整備のおくれている道路に、近年、急増した車があふれかえっている。しかも、車検がないときているのだから、ポンコツ寸前の怪しい車から高級新車まで実にさまざまだ(その中でも日本車の多さは目立つ)。ついでに、免許を持たずに運転する人も多い。こわいっ!
そんなわけでタイは、出勤や打ち合わせに2、3時間遅れてもまったく問題なし!という、おおらかな(いい加減な)お国柄である。
数少ない、そして渋滞している道路に川の水はあふれかえり、さらなる渋滞をおこしていた。目的地に着くのは、いったいいつだろう・・・。