皆既月食中の色(明るさ)の観測方法

 皆既月食中の色(明るさ)についての観測のお願いです。


 皆既月食の色は、毎回かなり極端に変化します。怪鳥はこの色に非常に興味を持っており、個人的に皆既月食中の色についてのデータを集めています。
 ぜひ、以下の方法による皆既月食中の色(明るさ)の観測にご協力お願い致します。

●観測報告(フォーム)はこちらから


●観測方法

 観測は肉眼で行います。

1.各時点での観測

 「皆既食開始の頃」「食の最大の頃」「皆既食終了の頃」の3時点で、皆既中の月の色(明るさ)を観察し、評価してください。可能でしたら、3時点全てにおいてご報告をお願いしますが、2時点、1時点でも構いません。

2.観測時点について

  1. 皆既の始め頃 (18時52分〜19時22分)
  2. 食の最大の頃 (19時23分〜19時52分)
  3. 皆既の終り頃 (19時53分〜20時23分)

3.観測評価スケール

 以下の「ダンジョンスケール」に従って、スケールの値(L値)を決めて下さい。表では5段階ですが、その中間の0.5単位まで評価することができます。
 例)L=1とL=2の中間だと感じた場合・・・・L=1.5


ダンジョンスケール
 L=0 非常に暗い月食で、月はほとんど見えない
 L=1 暗い月食で、灰色または褐色がかり、細部は見分けにくい
 L=2 暗い赤または赤錆色の食で、影の暗部はとても暗く、明部は比較的明るい
 L=3 れんが色の食で、明部は明るいかまたは黄色い
 L=4 非常に明るい赤銅色またはオレンジ色の食で、明部は青みがかって非常に明るい

※なお本来のダンジョンスケールは、皆既食全体を通した評価を行います。
 今回は、各時点のものに解釈したものを使用しました。

●観測報告

 送信フォームを作りましたので、こちらからご報告下さい。
 また観測用のメモも作成しましたので、プリントしてご利用下さい。
 ご報告いただきましたデータは集計して、このページに掲載する予定です。

●観測用メモ用紙はこちら


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