10/20に起こる接食の情報

 10月20日20時30分頃、伊豆半島〜三浦半島〜房総半島で接食と呼ばれる現象が観測できます。接食とは、恒星をかすめるようにして月が通過していく現象です。

 普通の星色(掩蔽)は、恒星が月にずぼっと隠されて、またぴょこっと出てくるものですが、接食の場合、月の縁の微妙なでこぼこで、月の山に恒星が隠されたり、谷から顔を出したりしまして、これが数回繰り返されます。月の縁と言っても(通常観測される条件のよいものは)、月の光ってない部分(欠けてる部分)でこの現象が起きますので、まるで星が消えたり出現したりと言う感じに見られます。

 FAS府中天文同好会では、20日の現象を三浦半島で観測しようと計画し、10名の観測隊を組んで遠征しました。


暫定地図

 観測予定地について、地図ソフトMapFan(インクリメントP株式会社)を使用して、色々作図してみました。

結果

 残念ながら、雲に阻まれ、現象の観測はできませんでした。

 速報版の報告はこちら(スナップも)。


同じ三浦半島で観測に挑んだからけんさんの観測レポート



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