引き続き2公転毎に木星と接近し、彗星軌道は地球軌道の外側へと遷移する。近日点距離は徐々に大きくなり(q = 1.10 → 1.25)、新たに放出された流星物質は地球軌道と交差しなくなる。
一方で彗星よりも大きく遅れて公転する古くに放出された流星物質の一部は、地球軌道付近に残る。流星が出現しそうだが、出現したという記録はこの期間中にはないようである。
出現しそうな年は、1936年、1942年、1949年、1955年、1961年である。
X軸:降交点通過時刻(T1) Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)
*:彗星本体
図 1933年回帰時の流星物質の分布
図 1939年回帰時の流星物質の分布
図 1945年回帰時の流星物質の分布
図 1951年回帰時の流星物質の分布
図 1957年回帰時の流星物質の分布
図 1964年回帰時の流星物質の分布
図 1970年回帰時の流星物質の分布