●1990年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1990年の流星物質の接近の様子


表 1990年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
 降交点1990/05/3121h69.940.057206゜+29゜13.1(参考)彗星本体
最接近1990/05/2614h64.840.047207゜+27゜13.6

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1990年の状況は、彗星自体はかなり地球にするものの基本的な塵の分布は前々回、前回と変わらない。ただし彗星回帰と地球通過のタイミングが近いため、流星物質の帯があまり地球に接近しない。
 グラフ上は1946年放出のものが接近しそうだが、放出速度を変化させても20日ほどのタイムラグが埋まらず、流星出現の可能性は低そうである。


X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1990年の流星物質の接近の様子(拡大)


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