●1985年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1985年の流星物質の接近の様子


表 1985年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
降交点1985/05/2917h68.100.009209゜+26゜12.31941-34
最接近1985/05/2805h66.670.007209゜+26゜12.2
 降交点1985/05/3115h69.950.057206゜+29゜13.1(参考)彗星本体
最接近1985/05/2602h64.630.046207゜+27゜13.5

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1985年の状況は、前回回帰の1979年の状態とほとんど変わらない。条件内では地球に接近する流星物質はないが、1941年に-34m/sで放出させた場合は、0.01AU以内に接近する。このような速い放出速度の流星物質が存在すれば、出現の可能性がある。
 この場合の予想輻射点は、1974年とほぼ同じで、うしかい座とりょうけん座の境界付近に位置する。


X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1985年の流星物質の接近の様子(拡大)


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