●1968年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1968年の流星物質の接近の様子


表 1968年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
 降交点1968/05/3123h70.610.021207゜+30゜12.4(参考)彗星本体
最接近1968/05/2900h67.770.017208゜+29゜12.4

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1968年の状況は、1965年頃に木星に接近した影響で、再び大きく軌道が変化する。この結果、彗星自体は再び地球に接近する軌道となる。
 しかしながら、1968年は回帰のタイミングと流星物質の分布の条件が悪く、ほとんど接近しないため、流星出現の可能性は低い。


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