●1946年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1946年の流星物質の接近の様子


表 1946年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
降交点1946/06/0816h77.630.022221゜+45゜13.41925-40
最接近1946/06/0918h78.680.021221゜+45゜13.3
 降交点1946/06/0817h77.680.015221゜+45゜13.5(参考)彗星本体
最接近1946/06/0911h78.400.015220゜+45゜13.6

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1946年の状況は、彗星軌道自体は引き続き地球軌道とかなり接近する状況だが、回帰のタイミングが大きくずれ、-30〜+30m/sの放出速度内では、接近する流星物質はない。
 但し1925年に-40m/sで放出された流星物質は、地球軌道に0.022AUまで接近する。放出速度が比較的速い流星物質も存在すれば、出現の可能性はある。


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