●1941年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1941年の流星物質の接近の様子


表 1941年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
降交点1941/06/0811h77.710.008220゜+45゜13.71925+20
最接近1941/06/0821h78.110.007220゜+45゜13.8
降交点1941/06/0811h77.710.008220゜+45゜13.71930+30
最接近1941/06/0822h78.150.008220゜+45゜13.7
 降交点1941/06/0811h77.700.008220゜+45゜13.7(参考)彗星本体
最接近1941/06/0822h78.150.008220゜+45゜13.7

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1941年の状況は再び彗星とも接近し、(放出方向こそ違うが)1930年と似た状況となる。1925年、1930年に放出された帯が、0.008AUまで接近し、かなりの出現が見込まれる。
 予想輻射点も1930年と同様で、うしかい座北部の、ヘルクレス座との境界付近にある。


X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1941年の流星物質の接近の様子(拡大)


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