●1930年のシミュレーション結果



X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1930年の流星物質の接近の様子


表 1930年に接近する流星物質とその要素


降交点
/最接近
接近時刻太陽黄経距離輻射点流星速度放出年放出速度
年月日(2000.0)(AU) α  δ (km/s)(m/s)
降交点1930/06/0816h77.730.005220゜+45゜13.71925-30
最接近1930/06/0823h78.020.005220゜+45゜13.7

降交点1930/06/0816h77.730.005220゜+45゜13.7(参考)彗星本体
最接近1930/06/0823h78.020.005220゜+45゜13.8

※最接近は、両軌道が最も接近する場所における値。


【概要】

 1930年の状況は1925年放出の帯が0.005AUまで接近し、かなりの出現が見込まれる。
 予想輻射点はうしかい座北部の、ヘルクレス座との境界付近にある。
 輻射点の位置は若干異なるが、1930年のヘルクレス座τ群(α235,δ+43、6月9日、6月10日に突発出現)の可能性も考えられる。

参考リンク

注)実際には、1925年以前に放出された流星物質もかなり接近すると思われるが、参考にした軌道要素には1925年以前がなかったため、計算されていない(以降の年も同様)。


X軸:降交点通過時刻(T1)  Y軸:降交点通過時の太陽との距離(r)

図 1930年の流星物質の接近の様子(拡大)


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