<位置概略>
●明け方の東空(低空注意!)
(関東付近・日の出1時間前の空)
※尾の長さは参考です。
彗星は明け方の東空に見られます。ただしかなり低空なので、東がひらけた場所で、よく晴れ渡った日などに観察する必要がありそうです。
過去のヘール・ボップ彗星の見え始めた時期を考慮すると、4月15日辺りから双眼鏡で見え始めるのではないかと思われます。5月5日頃までは明け方の空で見られます。彗星自体の発達との兼ね合いで、もっとも見やすいのは4月末頃ではないかと考えられ、肉眼でも尾をひく姿が見えるのではないかと期待されます。
※尾の長さは参考です。
星座の中ではうお座を移動中です。探すときには、先にのぼってくる「ペガススの四辺形」から、アタリをつけて探すのがよいと思われます。なお、図の地平線は4/29の日の出1時間前のものです。他の日では異なりますので注意が必要です。
なお4月下旬は新しく発見されたブラッドフィールド彗星も近くに位置します。
●各地の日の出・日没時刻の計算はこちら
●高度10度とは?
角度の10度は、左図のように手をいっぱいに伸ばしたときの、こぶしおよそ一つ分です。
彗星を探すときの目安にしてください。