2018年3月25日 定例会&総会

 今日は当会の定例会と年一回の総会でした。新年度の観望会に向けて、活発な意見出しをすることができました。
 画像は、1月31日の皆既月食の報告。
定例会の様子(月食)



   

2018年3月24日 最後の星空観望会

 来年度から府中市郷土の森の運営が変わることに伴い、今日が当会の関わる最後の星空観望会となりました。雲多めの予報でしたが、案外よく見えて、色々な天体を色々な望遠鏡で見ることができました。ほぼ30年間、お世話になりました。参加されたみなさま、本当にありがとうございました。
 と言っても、私は残念ながら仕事で、最後の観望会には参加できませんでした(んー残念)。打ち上げにかろうじて間に合いました。みなさん、お疲れさまでした。

 

2017年12月23日 今日の一枚(APOD)

 先日、ふたご座流星群の観測の際、その母天体の小惑星フェートンが地球に接近していまして、10等台と大変明るくなっていました。そこで、母天体とその流星の2ショット写真が撮影できないかと、300mmレンズでフェートンの付近を狙ったのですが、運良く10コマ(1コマ10秒露出)ほどの間に2つの流星が(非常にかすかですが)入ってくれました。これは貴重だと思って、久々に「Astronomy Picture of the Day」に応募してみたのですが、ついに今日、採用されました。
よろしかったら下のリンクからご覧ください。

●Astronomy Picture of the Day "Phaethon's Brood "Link

   

2017年12月5日 今年のふたご座流星群

 今日は国立天文台のゼミに参加してきました。アイソン彗星の尾のお話。とても興味深いです。
 今年のふたご座流星群の情報Link をようやく公開できました。もう少しこういう作業ができる余裕が出てくるといいのですが、まだまだカツカツです。今年は、ペルセ群同様、今後10年間の極大情報を追加しました。ただふたご群の場合、極大のタイミングに関わらず多く見られますよねぇ。今年は晴れてほしい!

●2017年のふたご座流星群の情報Link

     

2017年11月24日 ダイヤモンド富士@自宅

 今日は自宅からダイヤモンド富士が見える日でした。珍しく休日で家に居ましたが、直前まですっかり忘れていました。
 日が沈みだした頃、夕日がきれいだというリトルの言葉で物干しまで行くと、実に富士山まで晴れていて、まさに山頂に沈みそうな勢い。慌ててカメラを持ち出し、とりあえず三脚も立てずに手持ちでの撮影になりました。11月のダイヤモンド富士は透明度が悪いことが多い印象でしたが、今日は澄んでいてきれいでしたねぇ。もうちょっときちんと準備すればよかった・・・。
ダイヤモンド富士@自宅



 

2017年11月16日 しし座流星群@大分

 色々と考えて、九州でしし座流星群を見ることにしました。当会福岡支部のみなさんにお世話になり、きれいな星空を見られて満足。また支部の皆さんとも久しぶりに星空のもとでご一緒できて、楽しい観測会になりました。しし群は、3時半に突然元気になりまして、ダスト・トレイルの予報計算に割と近い活発化を見せてくれました。本当は-7等の火球が見えたのですが、写真・ビデオとも写野外。出現した「やまねこ座」には、カメラを向けづらいです。残念。
しし群@九州



     

2017年8月10日 毎日新聞科学面

 毎日新聞に先日取材を受けました流星群の解説記事が掲載されました。かなりしっかりと解説してありますので、よかったらご覧ください。
 一応ネットでも以下でちょっと見られます。

科学の森:夏の夜空、流れ星探そう ペルセウス座流星群、13日未明見ごろLink

2017年6月2日 冥王星@府中

 どうやら冥王星が府中でも写ったみたいです。取り急ぎ速報ということで(※クリックすると、画像が少し動きます)。
pluto20170602


 それにしても、12cmでも写るんですねぇ。カメラの進歩がすごい。

 

2017年5月27日 傷心の野辺山

 今日は当会の遠征観測会。さて天気予報はというと、これがなかなか難しい。南は早い時間帯は晴れているのですが、夜半後には南岸から雲が押し寄せて来る予報。北はと言うと山沿いでは雨が降るという・・・。そんなこんなで、西へ行こうと八ヶ岳付近を目指して、中央道を走ることにしました。
 観測地を物色しながらということで、まずは野辺山に。まずまずのお天気なので、急いで夕食をとって観測予定地へ。さて空を見ると、若干の雲は気になるものの、きれいな星空が広がっています。ということで、30cmドブなど準備をしていたら……。なんと全天に雲が広がってくるではないですか。また「機材を出すと曇る」の法則(?)に負けてしまいました。しばらく様子を見ましたが、結局、辺りがガスっぽくなり、また湿度も増えてきて雨が降りそうになったので、あきらめて、別の観測地に移動することに。しかし天気予報は夕方に見たときよりもかなり悪化。双葉SAまで戻ってくると、予報では晴れているはずの甲府盆地も曇っているではないですか。ということで、ここで断念。帰路につくことになりました。
野辺山の細い月


 写真は、野辺山駅の近くで見た細い月(月齢1.6)。まさかこれがこの晩唯一の天体写真になろうとは……。

 

2017年5月13日 むぎ星編集

 今日は当会会誌「むぎ星」の編集会でした。初参加メンバーもあったりしまして、ちょっと盛り上がってしまいました。と言いつつ、完成原稿が少ない・・・大丈夫だろうか。
 夜は本当は星空観望会が予定されていましたが、残念ながら夜まで雨の天気予報。これで、4月・5月と二カ月連続で中止となってしまいました。来月は晴れて欲しい!

 

2017年5月6日 みずがめ座η流星群

 みずがめ座η流星群の観測に、富士山の麓までやってきました。放射点が地平線からのぼってくるのが1時過ぎ、3時半過ぎると薄明で空が明るくなるというこの流星群の場合、実質1時間半くらいしか観測できません。うーん流れないなぁと思っていたのですが、2時半頃は少々活発化した感じがします。まぁダスト・トレイルの影響があったかと言われると・・・うーむですが。
 動画でも富士山と流星の風景が撮影できました。この辺はトピックスLink などご参照のこと。
みずがめ座η群と富士山の画像


 写真は、薄明が始まって空がだいぶ青くなってきてからの一コマです。飛行機雲が流星と同じ方向にかかっているのが印象的。

   

2017年5月2日 歌川国芳展、アゲイン

 先日訪れた歌川国芳展Link に、再び行ってきました。会期の前半と後半で作品が変わるのです。今回は「骸骨」が印象的な「相馬の古内裏」をじっくりと見てみました。他の作品では前回の方に迫力を感じたのは、慣れてしまったからでしょうか? そうは言っても、見えたまんま、イメージしたまんまに描くことが出来た人なんだろうなぁと、感心しきり。その点で「写真のような構図」というような表現をしている解説文が腑に落ちなかったりするのですが。

2017年5月1日 2018年のダスト・トレイル

 このところ、来年(2018年)のダスト・トレイルの計算をしておりました。IMO(国際流星機構)Link では、毎年流星群のカレンダーをまとめているのですが、この著者のRendtelさんに、新しい予報情報があったら教えて欲しいと依頼されています。昨年は、原稿の締め切り間際になってしまい、あまり貢献することができなかったのですが、今回はそれなりに時間を使って、詳しい計算をすることができました。内容は簡単な英語にまとめてメールで送信しましたが、とりあえず喜んでいただけたようでなによりです。いずれ日本語版にしてお伝えできれば、とは思うのですが、いかんせんどれも日本で観測できない時間帯ばかりだったりします(かなり残念)。
 さて、その前に、今年の状況を再計算しておかないと・・・。

   

2017年4月21日 中村純二先生にご報告

 ほうおう座流星群でお世話になっています中村純二先生宅を訪問しました。歩くのがだいぶ大変になってきたとはおっしゃる中村先生ですが、93歳になっても大変お元気で、何よりです。先日アクセプトされたほうおう群の論文のことや、昨年発表した学会「Meteoroids 2016」などについてご報告させていただきました。
中村先生ご夫妻と


 今回のお話の中では、奥様のことで大発見(?)があったのですが、これはまたの機会に。訪問するたびに元気をいただくご夫妻なのでした。今度は一緒にパーティーを、という渡部潤一先生のお話を最後に、おいとましましたが、これからもよろしくお願いいたします。

   

2017年4月17日 レイアウト更新

 うっかりして、この日記(ブログ)のレイアウトを崩してしまいました。修正をほどこしつつ、今まで直したかったところを微妙に更新してみました。ついでに、もう少しシンプルに見える「スマホモード」Link もつけてみました。スマホは持ってないので、本当にシンプルに見えているかどうかはわからないのですが、いかがでしょ。
 (「PCモード」にはこちらLink から戻ってきてください。)

 

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