2015年6月19日 梅雨&ペルセウス座流星群

 毎日雨が続いています。ちょいと鬱陶しい季節になってしまいました。また、継続が途切れる瞬間って、なんかもの悲しいものです。
 さて、今年のペルセウス座流星群の情報をこちらにアップしましたLink 。誰に発信するためでもなく、どなたかに役立てば、と思って2011年から始めたこのページですが、これは途切れないようにがんばろっと!

   

2015年1月13日 1/15放映! コズミックフロント 「復活!幻の巨大流星群」

 新年のご挨拶もしないままに、2015年になってしまいました。今年もよろしくお願いいたします。

 さて、いきなりお知らせですが、1月15日(木)22時から、NHK BS プレミアムのコズミックフロントで、ほうおう座流星群についての大特集が放映されます。遠征観測の様子などが紹介されますので、ぜひご覧ください。

 詳しくはこちらのページLink にて。

   

2014年12月10日 そろそろ“ふたご座流星群”

 「ほうおう座流星群」のことも、まだまだバタバタしているうちに、もうすぐ「ふたご座流星群」の極大がやってきます。なんか騒がしくなってきたので、とりあえず情報をまとめてみました。ご参考まで。

●2014年のふたご座流星群の情報

いかがでしょうか。今年はなかなか好条件のもとで観測できそうです。14日の深夜までが最も多く見られそうですね。実はその後、月がのぼってきてしまうのですが、(数は減りますが)明るい流星が増えてくるはずなのです。ということで14日の夜は一晩中観測予定なのでした。

   

2014年11月26日 晴れるカイロ

 ほうおう座流星群の観測のために、カナリア諸島まで遠征に行ってきます。ということで、今日は遠征前最後の勤務。なんと、職員のみなさま(なんと館長から手渡されました!)から、お餞別をいただきました。(注:辞めるわけではありません。遠征観測です。)さて、中身はなんと、
晴れるカイロの画像


「晴れるカイロ」……。手の込んだ仕掛けまで施していただきまして、本当にありがとうございました。これは何としても晴れてもらわなければ。
 さて、観測対象の「ほうおう座流星群」につきましては、特設ページLink を勝手に設けましたので、そちらをご参照いただければと思います。

2014年のほうおう座流星群の観測Link
ほうおう座流星群ブログLink

     

2014年10月19日 原稿執筆中!

 今年観測予定の「ほうおう座流星群」。月刊星ナビの今月発売号にも予告記事が掲載されましたが、来月号はさらに特集記事で詳しくなる予定。ようやく、執筆が終わったところです。貴重な写真も掲載される予定なので、お楽しみに。編集部のみなさま、遅くなりましてすみませんでした。

 記事では、先日の宗谷での取材の様子Link も掲載予定。こうご期待?

       

2014年8月12日 ペルセウス座流星群

 今年も同好会メンバーでペルセウス座流星群の観測に行きました。雲が多く、また強烈な月明かりの中でしたが、意外に動画ではよく映りました。目では雲が邪魔してあんまり見られませんでした。
 動画は取り急ぎYoutubeにアップしました。よかったらご覧ください。


●直接のページはこちら。Link

   

2014年8月2日 ペルセウス座流星群情報

 毎日暑い日が続いています。だいぶバテ気味だったのですが、今年もペルセウス座流星群の情報ページLink を立ち上げました。去年より情報量ダウンですが、よろしければご参照ください。
 さて、夕方からは府中市郷土の森博物館の星空観望会に参加してきました。雲が多い観望会になってしまいましたが、土星ほか、なんとか見ることができて一安心でした。ご参加のお客さんも130人あまりと、久々の大盛況となりました。

     

2014年7月21日 あづみの流星会議2014

 久しぶりに流星会議にフル参加しました。普段なかなか顔を合わすことのできない流星界の方と直接お話ができて、実り多き二日間になりました。今回は、突発流星群の発表もできて、情報提供できたかな、と思います。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
 流星会議のあとは、リトルの取材もあって、大町まで出かけました。国立天文台でお世話になった先生方を育んだ町は、良い雰囲気の町でした。

   

2014年5月20日 きりん座流星群が・・・

 今週末、きりん座流星群という全く新しい流星群の出現が予想されています。と言っても日本では条件がとても悪く、また欧米で騒動になっているほど流れないかもしれないなぁ・・・なんて思いまして、まぁ一般向けではないけども、という内容で、星ナビさんに記事を執筆しました。ところが、いつの間にかウェブでも要約されて公開Link されているではありませんか。一声かけてくれればいいのにー。ま、要約とは言え、せっかく読めるようになりましたから、よかったらお読みください。
 ちなみに渡部潤一先生も気になっているようで、こんな記事Link を執筆されておりました。
 いずれにしてもこういう予報は、いい方に外れると嬉しいですね!ちなみに私たちは、国内で「おこぼれ」が見られないか、確認観測をする予定です。

   

2013年8月29日 学会発表

 今日は学会で口頭発表の日でした。発表自体は、結構なんとかなるのですが、質問がやはり聞き取れません。でも参加している人たちはとてもあたたかいので、色々フォローしてもらいつつ、無事おわりました。みずがめ座η流星群の予報のお話しでしたが、最新の話題ということもあり、結構関心が高かったようです。とりあえず一安心。
学会発表


 エクスカーションでは、隕石孔を見学。きれいに丸く池のようになっているのですが、本物かなぁ。。。まぁ大きな隕鉄は本物でした。

         

2013年6月26日 中村純二先生

 中村純二先生にお会いしました。先生は、幻の流星群と言われる「1956年のほうおう座流星群の大流星雨」を、南極観測船宗谷の船上で観測された方です。お久しぶりのお会いしたいな・・・と思っていたら、今年大病をされまして、心配していたところだったのです。が、無事に病状もだいぶ快復されまして、お話をしにご自宅を訪ねてきました。
 実は来年(2014年)の12月に、この「ほうおう座流星群」が出現する可能性があるのです(当方の研究結果・・・論文化されています)。観測には、カナリア諸島辺りがどうかな、と思っていたのですが、先生から「南アフリカはいかがでしょうか?」とご提案をいただきました。確かに観測条件は良さそうなんですよね。来年には91歳になられるとのこと。ぜひ先生と一緒にこの「幻の流星群」を見てみたいと思っているのでした。
中村純二先生の写真


 写真は、中村先生、奥さま、リトルとの記念写真。私だけ巨大化している気が・・・。

   

2013年5月7日 みずがめ座η流星群、予想通り活発に出現!

 今年、みずがめ座η流星群のダスト・トレイルが地球に接近しそうなことはだいぶ前からわかっていたのですが、なかなか本格計算に取り組めませんでした。でも少し進めたところで、やはり接近傾向が見えてきます。「もしかしたら出現数が増えるかも」と、とり急ぎ、NMS(日本流星研究会)のメーリングリストに投稿したのが5月1日のことでした。その後、なんとか時間を見つけてもう少し詳しく計算をしたところ、日本の6日昼~7日朝頃に接近するダスト・トレイルを見出しました。「うーむ・・・」悩んだ末、やはり世界的に広く見てもらおうと、IMO(国際流星機構)のメーリングリスト(meteorobs)にも、5月4日に(下手な英語ですが)投稿して観測を促すことにしました。最も活発化しそうな頃に観測できるのが、ヨーロッパあたりだったからです。
 すると、ヨーロッパから見事な出現の観測報告が入ってきます。その後はアメリカでも活発な様子とのこと。これは日本でも見えるかもしれません。
 そして、迎えた6日深夜、富士山近くまで遠征して観測に臨みました。みずがめ座にある放射点が地平線からのぼってくる1時半を過ぎると、すぐに長い経路の明るい流星が流れ始めました。「あ、これは大変だ。」 すぐ観測準備を整えて、ビデオ、カメラを自動で回しつつ、眼視観測をリトルと開始。
 結局のところ1時間あたりに直すと20個そこそこの出現でした。しかし、普段の年は1時間に10個も見られたら多いという流星群です。なにより時々流れる明るい火球クラスの流星が目を楽しませてくれました。やがて薄明が始まり、空が青くなってきた3時45分頃、-6等の大火球が出現。これまでで最大級であろう活発な出現の最後をしめくくってくれました。
 「こんなにも楽しめるのだったら、もう少し早く計算をして、もっと広く伝えなければいけなかった」というのが今回の反省。見逃してしまったみなさん、本当にすみません。
富士山とみずがめ座η流星群



     

2013年1月21日 大火球!

 もう昨日のことですが、大火球が観測されました。飯能あたりの上空およそ100kmから筑波山付近の上空を通過し、水戸市の南側約30kmの上空で光らなくなりました。各地で目撃されて、話題となっています。どうやら衝撃波による爆発音を聞いた人もいるようなので、隕石落下の可能性もあるようです・・・が、多分落下地点は鹿島灘の海なんでしょうねぇ。とても、残念です。なにより、実際にこの火球を見たかった。

 昨日も、SonotaCoさんとこのお話を少々。実はSonotaCoネットワークが充実してから、まだ隕石が落下していないのです(正確には、落下したかもしれないけれど発見されていない)。即日、経路や軌道が判明する時代になりましたから、実際に落下隕石が見つかると、サイエンスも進むと思うのです・・・が、なかなかうまくいかないものです。

 経路の情報などは、SonotaCoさんの掲示板Link をぜひご参照ください。映像もいくつか見ることができます。朝日新聞のサイトLink にも掲載されていますね。

   

2013年1月20日 訪問。

 今日は、SonotaCoさんが科学館にいらっしゃいました。言わずと知れた「UFO Capture」Link シリーズの作者さんです。こちらのHD版に、当方が使用しているNikonのD800が対応するかどうか、といったチェックをしてみました。設定(D800側)を少々いじる必要がありましたが、ソフトはなんにも問題なく動きました。いよいよ、ハイビジョン(しかもカラー!)で、流星の自動観測をする時代がやってくるのかもしれません(でも、まだ接続用の機材やら速いPCやらを揃えるのに、少々投資が必要・・・当方の対応は、もう少し先ですかなぁ・・・)。

 プラネタリウムの番組も見てもらいました。実は時々、我が家で撮影した長径路の火球Link を番組中に投影しているですが、こちらもお見せできて、よかったです。

   

2012年12月12日 ふたご座流星群極大前夜

 明日の夜は、ふたご座流星群の極大夜です。明日の本観測を前に、自宅からテスト的に撮影してみました。すると、運良く、明るい群流星を目撃できました。

 元はハイビジョン画質なので、よろしければ、HDで再生してくださいませ(それにしても、流星動画のアップロードは、明るさの調整が難しいですね・・・)。

     

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