2016年7月30日 やぎ座α流星群など

 職場では天文サポーター研修会。今期は、よく晴れる日にあたりまして、みなさん色々な天体を見ながら研修ができて良いです。
 さて、つい先日にみずがめ座δ南流星群、いわゆる7月に見られるみずがめ座流星群が結構活発なのでは、という報告がありました。梅雨がようやく明けて、このところきれいに星が見え始めていたのですが、色々とあってゆっくりと空を眺めていなかったなぁ。残念。
 今日はとりあえず30分だけ、α7sを向けて動画を撮影してみました。なんとか明るめの「やぎ座α流星群」の流星が写りましたので、静止画に切り出してご紹介(いつものように端っこですね)。
やぎ群の流星



   

2016年7月20日 今年のペルセウス座流星群のダスト・トレイル

 ようやく、今年のペルセウス座流星群のダスト・トレイルの様子をまとめることができました。ざーんねんながーら(本当に)、全部日本の昼間の時間帯でした。さすがに海外に行くほどのパワーがありませんので、おとなしく、通常年のピークを観測しようと思います。
 詳しくはこちらのページLink にまとめました。どうぞご参照ください。
per2016trail



   

2016年7月11日 ペルセウス座流星群の情報

 今年もペルセウス座流星群の情報Link をまとめました。もう少し早く公開できるように準備していたのですが、だいぶずれ込んでしまいました。

 久々に天文台のゼミに出てきました。風邪は、まだまだ今ひとつ。咳は出ないものの胸がむずむずしています。

 

2016年7月10日 大村智先生のお祝い会

 昨年、ノーベル賞を受賞された大村智先生。実は私、北里研究所で卒業研究をしていたのですが、そのとき、大村先生が所長を務められていたのでした。その北里研究所の同窓生による大村先生の受賞のお祝い会に、末席ながら参加してきました。およそ400人が集いましたので、とてもお話をするチャンスはありませんでしたが、そっと記念撮影をさせていただきました(せっかくなので、小さく掲載)。
 先生は大変ご多忙だそうで、今年に入ってすでに講演会が25回(ほぼ毎週ですね)、当日もお疲れ気味の様子でした。「騒動が落ち着いたら、みなさんとゆっくりとお話をしたい」というようなお話が、ちょっと切なかったです。でも、先生のことですから、80歳を越えてもなお、ご活躍されるのだろうと思われた、そんな華やかな会でした。
 当日は、直接ご指導をいただいた恩師や、ほぼ唯一の旧友と20年以上ぶりに再会。これも大村先生から引き継いだ縁なのでしょうね。
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 余談ですが、当時私は、たくさんの微生物の培養液から、とある効果のある薬品を見出す「スクリーニング」を確立し、実際そこから薬品を発見するという研究をしました。大村先生たちが確立されてきた、北里研究所の伝統的な手法です。一年という短い時間なので、候補を1つ見出したところで時間切れにはなったのですが。けれども、数多ある彗星の砂粒の中から、地球にぶつかるものを見出していく流星の予報研究には、当時の経験が大いに役立っているのでした。「がんばろう」とまた思い起こされた一日になりました。

 

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