今年6月に発見されたSWAN彗星(C/2006 M4)が4等台と明るく見られています。この彗星、当初8等程度までしか明るくならないのではないかと思われていましたが、位置的に見やすくなってきた10月には6等台と予想より明るく見られるようになっていました。さらにここ数日の情報によると彗星がバーストを起こしたようで、現在4等台と空の暗いところでは肉眼で見られる程度まで明るくなっているようです。この彗星、しばらくの間は夕方の西空に見ることが出来ますので機会があれば見てみたいものです。
オリオン座流星群の活発な出現
去る10/21深夜(10/22未明)、オリオン座流星群の活発な出現が捉えられました。この流星群は、例年だと多くても1時間あたり10個~20個程度の出現数なのですが、今年は1時間あたり80個程度にのぼりました。これは、これまでに記録されている中では最大規模の出現です。
なお、昨晩(10/23晩)もなおオリオン座流星群は、例年より多めの出現している様子です。なぜ突然活発になったのか、今後の研究が待たれます。
当会も観測を予定していましたが、天候不良に加え体調不調者が続出し、断念しました。残念です。
— by 怪鳥 2006年10月25日 16時38分
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