10/8に皆既月食がありますが、その2日前10月6日は十三夜(後の月・豆名月・栗名月)です。
十三夜とは旧暦の九月十三日に行われる行事で、旧暦の八月十五日に行われる十五夜(中秋の名月・芋名月)と並んで月を愛でる(眺める)風習があります。
その十三夜ですが、今年は旧暦の九月十三日が二回訪れるため、十三夜が二度あります。
これは九月の後に閏九月が入るためで、一度目の九月十三日が現在の10月6日、二度目の(閏)九月十三日が11月5日となります。 今年は、片見月(十五夜と十三夜の両方を見ないと縁起が悪い、と言われているそうです)を避けためにるには3度の月見が必要となりそうですね。さらに十日夜(とおかんや。旧暦の十月十日の月。今年は12月1日)まで眺めようとすると、4度の月見が必要、となります。 ・ちなみに閏九月があり、十三夜が2回ある年は1843年以来のこと、次は2109年となります。 ・また、閏八月があり、十五夜(中秋の名月)が2回ある年は1957年、1976年、1995年、2052年、など。そういえば、1995年の時には「中秋の名月が2回ある」と話題になったようなならなかったような(うる覚え・・・) ・閏十月があり十日夜が2回ある年は1984年、など。 ・十日夜は収穫のお祝いという色彩が強い行事のため、現在では、月に関係なく新暦の11月10日に行事を行うところが多いようです。