ここまで盛りあがると気になるので、正確な時刻を掲載します。
■地球と火星の最接近:18時51分12秒 5575万8006km (地球の中心−火星の中心間距離)
なおこれは、実際の位置的な距離の場合です。地球から火星を見た場合に一番近い(一番大きく見える)のは、火星から地球まで光が届くのに約3分かかることを考慮しなければならないので、若干異なります(光学的な最接近:18時46分19秒 5575万7920km)。
なおこの時刻に火星を観測することは低空(西日本では地平線の下)で困難です。
※以上は国立天文台相馬充先生の計算によります。
■各地での最接近(火星中心までの距離)
なお、もう少し詳しく見ていくと、地球の自転の影響で各地での接近時刻は異なります。これはその場所が火星の方向に向く頃に、最も接近することになるからです。
怪鳥が計算したところでは、下記の通りとなりました(国内では最南端の沖の鳥島が一番近くなるのかな?)。