1月9日の小惑星Herculinaによる恒星の食の観測結果


小惑星名 No.532 Herculina ( 光度 = 9.6等 )
恒星名  GSC 143400918 ( 写真光度 mp.= 8.5 )
予報日時 1996/01/09 26h00m(J.S.T)
観測時刻 25h50m00s〜26h10m00s(J.S.T)
観測結果 減光を認めず
観測機材 15cmマクストフカセグレン(86倍)
保時手段 JJY
観測者  佐藤 幹哉
観測場所 東京都府中市晴見町(自宅) E 139゚28'45" N 35゚40'43" h 60m

 今回は小惑星の明るさが9.6等と明るいため、現象予報1時間前に見たときには40倍弱でも2つに、あたかも2重星のように見えてました。30分前にはほとんど一つの星になり、期待したのですが・・・。

 そして10分前からずっと眼視観測してましたが、特に目立った減光はありませんでした。小惑星が隠せば、小惑星の明るさに減光しますが(減光する前は2星の合成光度)、分離していた頃の小惑星の明るさをイメージすると、とてもそんな減光は見られませんでした。


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