ペルセウス座流星群の見え方

 極大日頃の星空と、ペルセウス座流星群の見え方を図にしました。おおよその見え方の参考にどうぞ。


 ペルセ群は、これより1時間ほど前の22時(午後10時)頃から、流れ始めます。ただ図でもわかるとおり輻射点が地平線に近く、地平線下の見えない流星がまだ多い時間帯です。

 しかし輻射点の低いときには、頭の真上の夏の大三角付近で、経路の長めの流星が見られます。天の川が見られるような空では、天の川の方向に沿って流れるペルセ群の流れ星が目立つことでしょう。


 この時間帯になると輻射点が天頂に近くなり、多くの流星が見られるようになります。流れ出した方向へさかのぼってたどると、ペルセウス座とカシオペヤ座の間に集まっていることがよくわかると思います。

 また一見すると、輻射点の近くに多く流れそうですが、経験的には南の地平線近くなどにも結構な数の流星が見られます。輻射点方向にこだわらず、障害物のないよくひらけている方向を見るのがよいでしょう。



 
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