'99年のふたご座流星群の報告

 1999年のふたご座流星群の観測報告です。


<観測結果>

 12月14日の晩から15日未明にかけて、当会ではふたご座流星群を観測しました。とは言っても、雲に悩まされ、30分の観測を2ターム行っただけにとどまりました。
1998.12.14〜15
Time          min   Ls      h    Lm  Cl All Gem   HR  CHR  ZHR   Obs.        Rec.
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02h06m-02h36m  30  262.28  81.4  5.3  2  13  11   22   51   52  中村 清英   寺久保 一巳
02h50m-03h20m  30  262.31  72.7  5.8  4  21  20   40   87   93  寺久保 一巳 佐藤 幹哉

観測地:山梨県鳴沢村
 左から、開始-終了時刻(Time)、観測時間(min)、太陽黄経(Ls,2000)、輻射点高度(h)、最微星光度(Lm)、雲量(Cl)、全流星数(All)、ふたご群流星数(Gem)、一時間当たりの流星数(HR)、修正一時間流星数(CHR)、天頂修正流星数(ZHR)、観測者(Obs.)、記録者(Rec.)です。

 ふたご座流星群は、近年非常に多い出現数が観測されていますので、当会でも注目していました。ところが、あいにく極大夜は天候に阻まれ、満足な観測はできませんでした。雲間から見る限りでは、昨年観測した夜ほどの数は流れてなかったようですが、雲が多かったためなんとも言えません。

 それでも、1時間あたり40ほどまでは達し、相変わらず活動的な様子はうかがえました。また0等よりも明るい流星が多く、結構派手な印象は受けました。特に、2時40分頃には−4等の火球が、3時31分頃には−6等の火球が出現し、楽しむことができました(火球につきましては火球情報もご参照下さい)。



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