SOHO彗星の位置（5月15日）

　（本画像は、StellaNavigator、AstroArts/ASCII　を参考に作図しております。）

図中の尾は、方向の参考程度です。

　この頃彗星は、約1.6等と予想されてます。悪いながらも地平高度が最も高くなる頃ですので、見つかるチャンスがあるかもしれません。プロキオン、カペラなどからベテルギウスを探し、さらに地平線近くへと双眼鏡を移動させるのがよさそうです。彗星のすぐ下にはおうし座の１等星アルデバランがあります。

　彗星は本当に地平線ぎりぎりなので、できる限り下記のような条件を目指して観測しましょう。

　左の図のように、腕をいっぱいにのばしたときに見えるこぶしの大きさが、約10度にあたります。これをめやすに探しましょう。

　日の出・日の入り、天文薄明開始・終了時刻計算（CGI）を使うと、ほぼ全国における時刻を計算できます。ぜひご利用下さい。