C/2006 P1 Comet McNaught
1月、急増光して、昼間にまで見えるようになった彗星の情報です。
南半球では、非常に立派な尾を見せて、大彗星となりました。
<概要>
この彗星は、昨年8月にオーストラリアのマックノートさんが発見しました。近日点通過は1月12日で、太陽に0.17天文単位まで近づきました。
この頃、明るさは-6等よりも明るかったと見られ、夕方の超低空のほか、日中にもかかわらずたくさんの人が観測をしました。
その後北半球では条件が悪くなりましたが、南半球では大変立派な尾を見せ、大彗星と呼ぶにふさわしい姿が捉えられました。
当会では、寺久保さん、森川さんが観測に成功しました。怪鳥も何度か(何度も)チャレンジしましたが、その悪条件ぶりに全て玉砕しました。
- 07.01.14
寺久保さんは、国分寺の自宅のマンションからこの彗星を観望しました。太陽に非常に近い空にも関わらず、双眼鏡で見ることができました。なんと尾のようなものまで見えていた模様です。
観測地:東京都国分寺市
観測機材:15倍4.5cm双眼鏡
同じ日、山梨県の森川さんは、自宅から望遠鏡で見つけました。太陽光を浴びながら彗星を見るのは、生まれて初めての経験とのことでした。
観測地:東京都国分寺市
観測機材:10cm望遠鏡40倍
<軌道要素>
<リンク>
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