Schwassmann-Wachmann彗星(73P)の観測報告
当会メンバーによる観測報告です。
06.05.21 明け方
(B核C核 )
寺久保さん富士山須走口五合目に遠征し、C核とB核を観測しました。明け方の東の空の低空となり、だいぶ空の条件が悪くなってしまいました。C核とB核はほとんど同じ明るさでした。(画像は後ほど)
観測地:静岡県須走口五合目
観測機材:25cmドブソニアン他
06.05.09 未明
(B核C核 )
妹川さんより、福岡県星野村・星の文化館で撮影した画像が送られてきました。B核がバーストしているようで(薄明で尾はあまり見えないのに)核が非常に明るく見えたとのことです。
観測地:福岡県星野村
観測機材:65cm反射
●65cmの反射望遠鏡で撮影されたC核の画像です。
(42.1 KB)
●65cmの反射望遠鏡で撮影されたC核の画像です。
(48 KB)
●65cmの反射望遠鏡で撮影されたB核の画像です。
(23.1 KB)
06.05.5 夜
(B核C核 )
当会観測隊は、伊東市内へ遠征し、この彗星を確認しました。彗星はあまり明るくなっておらず、C核・B核とも望遠鏡で確認できるのみでした。G核は確認できませんでした。
観測地:静岡県伊東市
観測機材:25cmドブソニアン他
●73PのB核の画像です。(13cm反射・トリミング)
(65.3 KB)
●73PのC核の画像です。(13cm反射・トリミング)
(81.2 KB)
●73PのB核とC核を同時に捉えました。(50mm・若干トリミング)
(183.6 KB)
06.05.3 夜
(B核C核G核R核 )
寺久保さんが山梨県乙女高原に遠征し、C核とB核を観測しました。見映えはあまりよくなく、どちらもファインダーでかろうじてわかる程度。予想ほどは明るくなっていないとのことです。なおG核は写真にも写りませんでした。
当初このように報告しましたが、たんねんに画像を調べたところ、崩れ欠けたG核と、今回初の撮影となるR核の像を発見しました。地球に接近したことと撮影条件が良かったことが重なったようです。
観測地:山梨県乙女高原
観測機材:25cmドブソニアン他
●73PのC核の画像です。(7.6cm屈折・トリミング)
(92.7 KB)
●73PのB核の画像です。(7.6cm屈折・トリミング)
(69.3 KB)
●73PのR核の画像です。(7.6cm屈折・トリミング)
(33.3 KB)
●73PのG核の画像です。(7.6cm屈折・トリミング)
(31.2 KB)
06.04.22 未明
(B核C核G核 )
当会観測隊は、静岡県伊東市に出かけて、73P彗星を初観測しました。25cmドブソニアンでは、B核とC核がきれいに見られました。彗星としては尾もあって立派な姿ですが、思ったよりも小さいように感じられました。
観測地:静岡県伊東市
観測機材:25cmドブソニアン他
透明度:4/5
●50mmで撮影した画像です。C核とB核が写りました。(50mm・トリミング)
(83.6 KB)
●73PのC核の画像です。(16cm反射直焦点・トリミング)
(90.3 KB)
●73PのB核の画像です。(16cm反射直焦点・トリミング)
(66 KB)
●73PのG核の画像です。(16cm反射直焦点・トリミング)
(71.7 KB)
06.04.20 夜
(B核C核 )
寺久保さんが自宅近くの国分寺跡にて観測を試みましたが、光害の影響が大きく、眼視・撮像とも確認することができませんでした。
観測地:東京都国分寺市
観測機材:16cm反射
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