調布駅の惑星からくり時計

(本内容は、リトルのページのトピックスに掲載されたものですが、なんでも展示場にもふさわしい内容なので掲載致しました。)


動く前の様子               からくり時計が動き出した!

  

 リトルは調布のタウン誌『くろすとーく』の編集を手伝っています。
いつも通る調布駅南口広場には、ちょっと大掛かりな「惑星からくり時計」があります。正式には「平和と文化のモニュメント」といい、平成3年に作られた物です。平和の鳩と、広大な宇宙の惑星群と、美しい地球をモチーフに、平和・文化・国際性をテーマに作られたそうです。

 たしかに、環を持った土星と、大赤斑のある木星と、海王星らしき水色の惑星と、火星らしき赤い惑星が、オブジェとして飾られています。
 そして一定の時間になると、それぞれの惑星が開いて、中の人形がくるくる踊り出すのです。五線譜のような流線型の上では鳩が羽を上下に動かします。さらに、惑星を支えている円版に描かれた世界地図からは、中国からパンダ、南米からリオのカーニバル、南極からペンギンがなどがそれぞれ踊りだします。最後には、それらを乗せたすべてが、半回転するという、本当に大掛かりな仕掛けです。

 約5分ものこのからくりは、公園にいる親子や通りがかりの人々など、多くの人の目を楽しませていました。


 怪鳥はこれをまじまじと見たことはないのですが、写真を見る限りでは、海王星にボイジャー2号が捉えた大黒斑らしき模様もあり、かなりリアルにできてるようですね。そこまで見てくれる人がどのくらいいるかは、ちょっと不明ですが。今度機会があったら、じっくり見てみたいと思います。


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