日本人飛行士としては4人目となる土井隆雄土井さんが搭乗したスペースシャトル・コロンビア号(STS-87)は、11月20日4時46分、予定通りに打ち上げられました。
そして先ほど25日9時2分より日本人初の船外活動に入ったようです。
そして12月5日夜、秒単位の狂いもなく、地上へと戻ってきました。
最新画像などはこちらからどうぞ。(NASA Shuttle Web)
怪鳥は12月3日の朝に、このシャトルの観測にチャレンジしました。4時半過ぎの南東低空は見られませんでしたが、シャトルが地球を1回りした後の6時6分頃から数分の間、このシャトルを府中の自宅で確認しました。光度はおよそ1等くらい、南西の低空でしたが、動いていく姿が肉眼ではっきり見えました。
その後、真南の空から東に回り込む辺りで、朝焼けの空の明るさに溶け込んでしまい見えなくなりました。
右の画像は、ビデオ撮影からキャプチャしたものです。
今日は低空に若干雲が出ていたのですが、晴れ間は多く、昨日と同じようだったら見えそうな空でした。が、シャトルを確認することなく、予定時刻を過ぎてしまいました。シャトルの向きなどで光度は変わるのですが、今日はどうだったのでしょう。
・・・と書いたのですが、なんとビデオはシャトルをしっかり捉えてました。雲の中に入っていったのと、昨日より暗いのとで、多分見落としてしまったのですね。
右の画像は、10秒おいた2コマを重ね合わせたものです。見やすいようにだいぶソフトで処理してあります。
なお、12月5日もほぼ同じ時刻に見られる可能性があります。しかし4日の状況だと、見えるかどうかは実際に観測してみないとわかりませんね。なお西日本ほど夜明けが遅く、空が暗いので見やすいと思われます。
・12月5日明け方
昨日は見つけることができずビデオに負けてしまったので、今日はリトルが双眼鏡で構え臨戦態勢(?)を整えました。6時4分30秒頃にまず双眼鏡でリトルが確認、5分30秒には怪鳥も肉眼で確認しました。6分から20秒くらいは1等でよく見えましたが、6分30秒には暗くなり真南やや西の空で薄明に紛れて肉眼では見えなくなりました。双眼鏡では7分15秒頃まで追えたようです。
全体的には、3日が最も見やすかったですが、これは透明度の影響もあるかもしれません。
右の画像はビデオからのキャプチャです。映りが悪く、画像化するときにコントラストをかなりいじってます。(この電信柱は3日のものと同じです。今日の方が少し高度が高いですね。)
また、これより1周回前にあたる4時33分頃、リトルは双眼鏡で南東低空を移動するシャトルらしきかすかな光点を確認しました(怪鳥は寝てました)。ほぼ予報通りの位置なので、間違いないと思われます。