延び延びになっていたスペースシャトル・エンデバー号の打ち上げが、2/12の2時43分(日本時)にようやく打ち上がりました。今回のミッションでは、地球の地形のデータの観測をする都合上軌道傾斜角が大きく、日本上空も多く通過する軌道を描きます。夕方や明け方にタイミングよくシャトルが通過しますと、速く移動するシャトルの姿を見ることができます。
今回は、2/16〜19頃の夕方に条件良く観測されました。
外出から戻って来られなかったので、移動途中の駅前の駐車場で見ました。雲の中を途切れ途切れに通過していきましたが、-2等とかなり明るかったです。
北から北東へと速いスピードで移動するシャトルを確認しました。光度は約-1等でかなり目立ちました。影に入る前から徐々に暗くなり、2等くらいになったところで急速に見えなくなりました。
北の空の低空(地平高度約15度)と条件は悪かったのですが、2等ほどの明るさで見ることができました。暗めですが、高度が低かったことがかなり影響していると思います。
実はこの曲、毛利さんが最初の飛行から帰還したとき、その笑顔がとっても素敵であんまりにうらやましいので、さださんが作った、との逸話があります。
これが縁となり、毛利さんの方もこの曲を気に入りまして、晴れてCDの宇宙行きとなったわけです。
なおこのCDはその後、毛利さんのサインが加えられ、さださんの手元に戻りました。現在さださんのコンサート会場のロビーに展示され、ファンの皆さんにお披露目されております。
ちなみに、さだまさしさんは、毛利さんのご招待でフライトの出発風景の見学に出かけましたが、度重なる延期でその瞬間には立ち会えませんでした。
余談ですが、怪鳥はこのCDを月刊天文ガイドで取材し、2000年9月号の誌面で紹介させて頂きました(誤字があったりしてちょっと恥ずかしいのですが・・・)。
本当はきちんとした画像を掲載したいのですが、多分、CDそのものとかの画像だと色々問題もありそうなので、ロビーに展示されてる模様の画像だけ掲載しました。
各地のコンサート会場で、ケースに入り、このような形で展示されています。