府中の自宅で、Iridium53によるフレア現象を観測しました。
全体的に薄雲が覆い、また雲も多く流れていてうしかい座のアークトゥルス(0等星)でさえ、見えたり見えなかったりという天気だったのですが、イリジウム衛星は非常に明るく輝きました。
ビデオでチェックしたところ、
- 20:00:21 見え始め
- 20:00:26 最も明るくなる
- 20:00:30 減光してわからなくなる
というところで、見えていたのは10秒程度でした。0等星しか見えない悪条件なので、もっと暗い空ならばその前後ももう少し見えたのではないかと思われます。
またやはり悪条件の空で光度の見積もりは難しいのですが、明け方の金星(-4等)の見え方などと比較するとやはりそれよりも明るく、-6等から-7等といったところだと思います。
画像データ
2秒間隔でビデオの映像5コマから合成。
機材:デジタルビデオ Victor GR-DVX
時刻:20時00分22秒、24秒、26秒、28秒、30秒
露出:1/6秒露光相当
備考:再生時デジタルズーム使用
動画(Realvideo)
Realvideo形式の動画を作成しました。コマ送り状態ですが、雰囲気がわかれば幸いです。(Real Player v.5以降が必要です。Real Playerのサイトはこちら。)
時刻:およそ20時00分17秒〜31秒(約15秒間)
音声中の「すご〜い」という間の抜けた声は、怪鳥です(^^;。
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