「おお〜」
天頂を見ると、そのブツはいました。百武よりは暗いかな、尾もちょっとたなびいてるくらいだし。でも肉眼で十分に見えるじゃないっすか。しかも地球に非常に近いせいで、肉眼で見ていてもみるみるうちに移動していきます。それだけでもすっげー、、、、と思ったのですが・・・。
「あれ、なにかちらほらと・・・・」
よく見ると、流星が流れてます。ちょっと暗めだけど、間髪を入れずにどんどん流れます。ついに流星雨(下参照)を見たかぁ、って、この彗星北から南に移動しているし、流星も北の方を中心に流れてるみたいです。
どうもこれは、今、目の前に見えてる彗星が放出したチリが、地球にとびこんで流星になっているようです。こりゃすごい光景じゃ。早く嫁や同好会のメンバーに知らせねば。
主要メンバーに電話して、嫁とまた庭に戻ると、彗星はだいぶ南に移動してました。すごい速さです。びっくり。しかもよく見ると、今見てる彗星のちょっとあとを、もう少し暗い彗星が2つ、後を追ってます。どうも何かの拍子に分裂したかけらが、彗星本体を追いかけてるようです。すっげー・・・・。と思っているうちにもどんどん南の空低く移動していってしまいました。流星も落ち着いてきました。すごかったなぁ。よくこの梅雨時晴れたなぁ。そう興奮覚めやらぬうちに・・・・目は覚めました(^^;。
怪鳥の自評
どうも百武彗星が最も地球に接近していた頃、きれいな空の下で見られなかったことを悔やんでいる感情が出ているようです。さらに先日、小惑星1996JA1が、地球に非常に近いところを移動し、数分でも移動が簡単に確認できる画像などを見ていたことが、状況をさらに都合のよい方向へ近づけたみたいです。
実は怪鳥は、「流星雨」の夢というのを数年に一度くらいは見ます。初めて流星を観測した1982年以来、夢に見るのは今度で確か4度目くらいで、「一度は流星雨を見たい」という思いは相当つのっているようです。
自ら診断
梅雨時で星空が見えないことで、欲求不満となった結果、自分の見たい都合のよい現象を色々重ね合わせて夢に登場させたと思われます。こう言う時は、焦らずゆっくり体を休めましょう。
お粗末様でした。