金星と木星が非常に接近

 事前に掲載していた解説です。


この様子の報告画像はこちら!


<解説>

 4月23日、夜空の中で最も明るく見られる惑星「金星」と、二番目に明るい「木星」が、見かけ上非常に接近します。
 最も接近するのは9時頃で、角度で約16.5分まで接近します。ただこの時刻はもちろん昼間になってしまいますので、望遠鏡を使って慎重に導入しないと見られません。
 暗い空で見るには、空が白み始めた日の出1時間前頃がよいでしょう。東京では4時頃になり、この頃でも角度の約19.6分まで接近してます。すぐそばに輝いている月の直径が約32.7分ですから、この直径の半分近くまで接近することになります。
 金星が-4.2等、木星が-2.1等というぜいたくな肉眼二重星になることでしょう。

<午前4時の位置>(東京)

他の地域でも、日の出の1時間前はおよそ上のような風景になります。
日の出時刻計算はこちらでどうぞ。


 望遠鏡でも、100倍程度の視野に両惑星が収まる素晴らしい姿になります。木星の縞模様・ガリレオ衛星(四大衛星)と、金星の欠けた形が同時に見える機会というのもそうそうないので、見ておきたいですね。

<望遠鏡での視野 予想図>(4時)

望遠鏡で普通に(天頂プリズムを使わずに)見たときを想定して、倒立像になってます。


 なお、日本では月はやや離れてしまってますが、地球の裏側の南大西洋上では、この金星と木星が相次いで月に隠される現象(金星食・木星食)が観測されます。きっと素晴らしい光景になることでしょう。

おまけ

 特に現象について書かれてるわけではありませんが、夜間、陸地でこの連続食が見られるただ二つの島、「アセンション島」と「セントヘレナ島」についてのページへリンクしてみました。


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