気象衛星による日食の影の画像
1999年2月16日の金環日食
ひまわりによる画像
ひまわりによる1時間おきの可視光の画像を掲載いたします。金環日食は、皆既日食とは若干異なり、完全に暗くなる本影は地上に届きませんが、金環日食が見られる地域は相当暗くなるため、画像でもわかりました。
画像は一時間おきで、左下から暗い部分が現れ、下段の画像ではオーストラリア大陸に影を落とした様子がよくわかります。
日本時14:32 日本時15:32
かすかに左下に影が見られます。 海上にぽっかりと黒い影が見えます。
日本時16:32
オーストラリア大陸に影が落とされました。
(画像は、NASAおよびハワイ大学により作成・公開されている画像を、怪鳥がホームページ用に強調処理加工したものですので、取り扱いにご注意下さい。)
FY-2による画像
中国の気象衛星、FY-2(風雲2号)による可視光の画像を掲載いたします。ひまわりより若干西側が撮影されているので、やや早い時刻の影が現れてます(時刻はやや不正確なようです)。
日本時14:01 日本時14:31
インド洋南部(左下)に影が見られます。 30分でやや東に移動しました。
日本時15:01 日本時16:01
さらに影は東へ移動しました。 オーストラリア西岸に影が近づきました。
(画像は、NASAおよびハワイ大学により作成・公開されている画像を、怪鳥がホームページ用に強調処理加工したものですので、取り扱いにご注意下さい。)
METEOSAT-7による画像
ヨーロッパの気象衛星、METEOSAT-7による可視光の画像です。アフリカ南東方沖のケルゲレン島付近(画像右下隅)に、影が見られます。もう少し早い時刻の画像があれば、アフリカ南方の影が見えると思ったのですが、その時間帯には撮影されてないようです。
日本時14:40頃?
(画像は、NASAおよびハワイ大学により作成・公開されている画像を、怪鳥がホームページ用に強調処理加工したものですので、取り扱いにご注意下さい。)
ちなみに、この日食帯の地図を下に掲載します。上の画像と比較してみて下さい。