(右図は、客星さん作成のフリーソフト「EMAP」に若干手を加えてて作成したものです。なお、作者の客星さん(竹迫忍さん)のホームページ「古天文の部屋へようこそ」はこちらです。ソフトのダウンロードもできます。)
下図は、この皆既日食が見られる中南米の部分を拡大したものです。皆既日食帯が通るのは、パナマ、コロンビア、ベネズエラと言ったごくわずかな地域であることがわかります。(この他、ガラパゴス諸島の一部、ドミニカ国、アンテグア・バーブダなどでも見られるようです。)
なお現在、パナマ・コロンビアの国境地帯はゲリラによる紛争地帯となっているため、日本からはベネズエラへのツアーが主に組まれました。
この辺りで皆既日食が見られるのは、世界時で18時前後です。日本では、27日未明の3時前後となります。番組表などを見る限りでは、テレビでの生中継は残念ながらなさそうですね。
なお、当会会員にはこの日食に遠征する者はいないようです。知人には何名かおりますので、彼らの報告を楽しみにしたいと思います。
(以下自サイト)