2002年12月4日の皆既日食の情報

 2002年12月4日、アフリカやオーストラリアの一部で皆既日食が見られました。


日食の概要

 この日食は、おもにインド洋などで見られ、部分日食はアフリカの中央部〜南部、オーストラリア、南極大陸の一部などで観測可能でした。皆既日食は、アフリカ南部およびオーストラリア南部の一部の細い帯状の地域でした。

 国内からはアクセスの便が良いオーストラリアへのツアーが人気でしたが、日食の条件はアフリカの方が良いため(皆既継続時間はボツワナで約1分10秒、モザンビークでは約1分30秒、オーストラリアでは約30秒)、アフリカへ遠征された人達もいたようです。

(図は、竹迫さん作成のフリーソフト「EMAPWIN」に若干手を加えてて作成したものです。)



当日の様子

 LIVE! ECLIPSEでは、アフリカのボツワナと、オーストラリアからのネット中継が行われました。ともに晴れて、きれいなコロナやダイヤモンドリングが見られた模様です。オーストラリアでは、直前まで雲が多かったようで、見ているこっちもはらはらしましたが、皆既中はなんとか黒い太陽を見ることができたようです。

 またテレビ朝日のスーパーJチャンネルでは、現地からの映像が生中継されました。


リンク


 天showのページに戻る  FASのホームページへ戻る