2001年8月16日未明(15日深夜)、月が木星を隠す「木星食」が見られました。こちらの報告です。
(なお、事前情報をあまり掲載できませんでした。どうもすみませんでした。)
関東一円はあいにくの曇天で、多くの地域で見られなかったようです。そんな中、当会吉村さんは、福島県の浄土平に遠征中で、潜入・出現とも見ることができたとのことです。
また怪鳥はやはり曇天の諏訪地方を移動し、なんとか出現のみ観望することができました。
一方、日本海側や西日本では晴天に恵まれたところが多いようです。
以下は、浄土平で吉村さんが撮影した画像です。
潜入約20分前。
潜入開始の頃。
出現後の風景。下に見える明るい星は金星。
また、以下の画像は怪鳥がビデオで撮影して、キャプチャしました。
潜入5分前の様子。
この後突然霧が広がり、木星・月ともにが見えなくなってしまいました。
観測地:長野県茅野市 米沢台付近
出現5分後の様子。
地球照で暗い側もほんのりと見える中、じわりと出てくる木星が印象的でした。
観測地:長野県諏訪市 霧ヶ峰
なお次回の惑星食ですが、2カ月後の10月7日、福島県〜新潟県よりも北の地域で「土星食」が見られます。府中では見られませんが、遠征観測も予定しています。