また夏場は、サマーベッドなども快適です。
夏場でも、高原など標高の高い場所では、明け方に低地の冬くらいに冷え込むことがあります。トレーナーやジャンパーなどを用意した方がよいでしょう。
春や秋でも、場所によっては真冬並の寒さになり、特に標高の高いところでは氷点下もの寒さになる場合があります。着る物は、多すぎるかな?と思う位用意しておいたほうが良いでしょう。スキーウエアやダウンジャケット、厚手の靴下、手袋、ぼうし、カイロなどがあれば、あったかく観測することができます。
冬場の観測は特に厳しくなります。春・秋の服装に加えて防寒用のアンダーシャツや、毛布など、厳重に注意しましょう。寝袋に入り込んでしまう方法もありますし、また防寒靴なども必要となるでしょう。
大きめの懐中電灯は観測地までの移動の際に、小さな赤懐中電灯は観測中に明かりが必要になったときに使います。ライトを赤くするのは、目が暗さに慣れたあとに明るいライトを見てしまうと、また暗さに慣れるまでに時間がかかるためです。赤い光ならばすぐ暗さに慣れるので、観測中は赤いライトを使用しましょう。
時計はできれば秒単位まで測れるものがよく、特に暗い場所ではアナログよりデジタルの方が見やすいです。せっかくですので、観測に向かう前にテレビ・ラジオの時報や117で正確に合わせておきましょう。
紙はノートのようなもので構いません。夜露にぬれて、破れることがないようなものがよいでしょう。筆記具は鉛筆が一番向いてるようです。水性のペンは紙が夜露にぬれると、にじんで見づらくなってしまいます。またボールペンは、冷え込んだ場合には書けなくなることが多いです。
今でも流星観測の主流は、肉眼で流星の数を数える観測です。観測開始時刻、観測終了時刻、その間に流れた群流星数を記録すると、簡単な眼視観測となります。厳密に観測するには、その時見える最も暗い星を記録するなど、空の状態を記録する必要がありますので、詳しくは怪鳥までお問い合わせ下さい。
また特に数を数えなくても、とても明るい流星(火球と呼びます)が見られた場合には、その出現時刻だけでも記録しておくとよいでしょう。どこかで写真に撮影されてるかもしれませんので、あとで調べるのに便利です。
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