2007年のふたご座流星群の情報

 2007年のふたご座流星群は、極大が日本の夜にあたり、絶好の条件で観測されました。


●観測速報

Dec.14-15/2007
Time          min   Ls      h    Lm  Cl All Gem   HR  CHR  ZHR   Obs.        Rec.
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22h30m-23h00m  30  262.07  54.1  6.1  1  31  28   56   75  103  佐藤 智子   佐藤 幹哉
23h00m-23h30m  30  262.09  60.2  6.1  0  41  33   66   80   99  寺久保 一巳 立野 英夫
23h30m-24h00m  30  262.11  66.3  6.3  0  53  47   94  103  118  佐藤 幹哉   佐藤 智子
00h00m-00h30m  30  262.13  72.4  5.8  2  35  31   62  108  116  妹尾 英樹   寺久保 一巳
02h30m-03h00m  30  262.24  76.2  5.8  1  46  40   80  124  129  佐藤 智子   寺久保 一巳
03h00m-03h20m  20  262.26  71.1  6.2  1  30  24   72   92  100  寺久保 一巳 佐藤 幹哉
05h00m-05h30m  30  262.35  45.8  5.8  1  33  30   60   93  153  佐藤 幹哉   寺久保 一巳

観測地:山梨県鳴沢村(22h30m-0h30m, 5h00m-5h30m)
    山梨県富士河口湖町(2h30m-3h20m)

Time:観測時刻    min :観測時間(分)  Ls :太陽黄経(2000.0年) h  :輻射点高度
Lm  :最微星光度  Cl  :雲量          All:全流星数            Gem:ふたご群流星数  
HR  :ふたご群の一時間あたり流星数   CHR:ふたご群の修正HR    ZHR:ふたご群の天頂修正HR
Obs.:観測者      Rec.:記録者
     なお、CHR = HR * 1.6^(6.5-Lm) * 10/(10-Cl),  ZHR = CHR / (Sin(h))^1.5
     (日本流星研究会の算出方法に準拠)
 ふたご群は非常に活発で、最大のHRは94まで記録しました。しかし残念ながら雲・雪に悩まされ、度々観測地を移動せねばならず、難しい観測となりました。


●流星の画像

 雲に遮られ、あまりよい画像は得られませんでした。


12月14日23時42分(露出51秒):FAS所有機材にて


12月15日5時33分(露出30秒):立野氏撮影


12月15日5時40分(露出12秒):FAS所有機材にて



 
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