★最近の天文の話題(旧版)〜 By FAS★

「今日が昼夜等分の日?」


 よく秋分の日は、昼夜の長さが等しいといわれますが、実際には昼の方が約10分程長くなります。理由の一つは、日の出・日の入が太陽の中心ではなく、上端を基準としているためで、太陽が地平線から半径分移動する時間(約1分×2回)だけ、昼が長いのです。もう一つは、地平線近くでは空気によって太陽が浮き上がって見えるためで、この効果で約8分程昼が長くなります。
 結果(東京では)秋分よりも4日程過ぎた9/27頃に、昼夜がほぼ等しくなります(緯度によって変わります。まー、大した話ではありませんが(^^;)。


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